メロディの歌い方 | コルネットのうだうだ

メロディの歌い方

私はたまに中高生や大学生の吹奏楽部の指導に行くのですが(全体合奏でなくて金管のパート練習)、メロディの歌い方がおかしい人がけっこういます(ここで言うメロディとは、主旋律のことを指します)。


私が中学時代に教わり、今でも心がけているのは、「上昇音階はクレッシェンド、下降音階はディミヌエンドで吹く」であり、ほとんどのメロディにおいてこれがあてはまります。


たとえば、ラシドミラーというメロディ(上昇)なら、「最後の「ラー」が頂点で、それに向かってクレッシェンドする(もちろん最初は小さくから始める)」が正しいはずです。


それを、なぜか逆に、大きく始めてディミヌエンドする吹き方をする人がいます。そのような吹き方をする場合がないとは言いませんが(楽譜に指定がある場合や、指揮者が指示する場合など)、普通はそのように演奏しないはずです。音符の並びどおりに山の頂上に向かってクレッシェンド、谷に向かってディミヌエンドとすべきです。


私は昔、シンセサイザーで音符を打ち込んで曲を作っていたことがあるのですが、音量を一定でメロディを打ち込んでも全然音楽的でないのが、音符の山と谷に合わせて音量に差をつけると、とたんに音楽的に聴こえてきます(たとえば、ラシドシドレミーという音形があるとしたら、音量を「1232345」と指定する)。


考えるに、逆の吹き方をする人は演歌調なのではないか、と思われます。演歌ではそのような歌い方をしてもおかしくないですからね(ラシドミラーをそういうふうに歌ってみたらわかります)。



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