ホルスト3~第1組曲 間奏曲・マーチ | コルネットのうだうだ

ホルスト3~第1組曲 間奏曲・マーチ

吹奏楽のための第1組曲の続きですが、2楽章、3楽章については1楽章ほど書くことがありません。

ただ面白いと思うのは、2楽章のメロディと3楽章のトリオのメロディがどちらも「ドレラ(読み方によってはファソレ)」で始まっており、これは1楽章の冒頭のメロディと同じなのです。ホルストは同じモチーフからメロディを作り、全体に統一感を出しているのですね。なお、3楽章の最後のほうにはトロンボーンが思いっきり「ドッレッラー!」と吹いてテーマを誇示しています。

またカズ先輩によると、ホルストの自筆譜の注釈には、第1組曲の3つの楽章の間をあまり間をあけずに演奏するように指示が書いてある、とのとのことでした。このことを守って演奏しているCDはほとんどないように思います。

3楽章始まってすぐに出てくるバスドラムの「ドン!」。昔、私はフェネル(Frederick Fennell)指揮/クリーブランド管弦楽団管楽セクション(Cleveland Symphonic Winds)の録音(テラーク盤)が大好きでしたが、今改めて聴くと「ドン!」が大きすぎますね。でもオーディオファンの方には今でも楽しい演奏だと思います。

さて第1組曲で私が好きな演奏には、「ホルスト1」の項でご紹介したCDのほか、レイニッシュ(Timothy Reynish)指揮/ロイヤル・ノーザン・カレッジ(Royal Northern College of Music Wind Orchestra)のCDがあります。1楽章など、すごく抑制が効いていて、厳粛な感じをかもし出していると思います(「1楽章は最終音が頂上」も「楽章の間を開けない」も守られています)。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/750201