ツリガネニンジン(釣鐘人参、学名: Adenophora triphylla var. japonica )はキキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。
- 釣鐘草江口の君の供華として 山口正秋
- 貨車の音重し釣鐘草の昼 二宮 美代
- ひるまの母は雲より遠し釣鐘草 磯貝碧蹄館
- かはるがはる蜂吐き出して釣鐘草 島村 元
- フィヨルドの水は動かず釣鐘草 有働 亨
- 細腕に花の重さを釣鐘草 杉山青風
- 釣鐘草蜂出づるまで揺れにけり 高井睦朗
- ももいろの釣鐘草の音色かな 柴 敦子
- 碧空に振れども鳴らず釣鐘草 西村碧雲子
- 釣鐘草まつしろの鐘雨に揺れ 福田蓼汀
- かはる~蜂吐き出して釣鐘草 島村元
- 釣鐘草道をなじみし土着の子 貞弘衛
- 森くらく微雨となりゆく釣鐘草 柴田白葉女
- 夕風に釣鐘草のゆるぎ哉 杉野海棠
- 鐘出来て釣鐘草となりにけり 田村木国
- 夏野行けば釣鐘草も咲てゐる 北原白秋
- 釣鐘や釣鐘草に相似たり 和田悟朗
- 蟻のより釣鐘草のうつぶせに 加舎白雄
- ツリガネソウとツリガネニンジンは違うものだが、
- ツリガネニンジンでは例句がないと思うので。
この辺りには何度も来ているが、↑の径へは踏み込んだことがない。
今が花時である。
日本では、北海道、本州、四国、九州に、国外では樺太、千島列島に分布し、山地の草原、林縁や草刈などの管理された河川堤防などに自生する。排水が良く、日当たりの良い所を好む[1]。
根は白く肥厚し、花茎の高さは40–100 cmになり、全体に毛がある[1]。根生葉は円心形で花期には枯れてしまう[1]。茎葉は茎に3–5枚輪生し、上部は互生または対生する[1]。茎葉の形は長楕円形、卵形、楕円形、披針形と変化が多く[1]、やや厚みがあってつやがない。長さは4–8cmで縁に鋸歯がある。植物体を切ると白い乳液が出る[1]。
花期は8–10月で、淡紫色の下を向いた鐘形の花を咲かせ、数段に分かれて葉と同じように茎に輪生する枝の先に少数ずつをつける。花冠は長さ15–20 mmで先端はやや広がり、裂片は反り返る。萼片は糸状で鋸歯があり、花柱が花冠から突出する。
引用はウィキペディアより
「釣鐘」で検索
ゆく秋の鎌倉山の岩かげに釣鐘人参花下げておる 山崎方代 こおろぎ
これは短歌。
池の周りに黄色い花も目についたが、名前を思い出せない。
↓はゲンノショウコ まだ咲いている。
庄下川のイヌタデとちがって、あまり背が高くない。
アジアの温帯から熱帯に分布し、日本では北海道から、本州、四国、九州、沖縄に分布する[3]。野原や道端、畑などにふつうに生える[2][3]。
茎の基部は横に這い、まっすぐか斜めに傾いて伸び、多く枝分かれして草むらのようになって小さな集団を作る。茎の先はやや立ち、高さは20 - 40cm。茎は円柱形で柔らかくなめらかで、ふつう紅紫色を帯びる[3]。
葉は互生で、披針形(ひしんけい)で葉の両端がとがり、葉先に向かってだんだん細くなる。葉縁や裏側の葉脈上に毛が生える[3]。葉がつく茎の周囲には、長さ約8mmの筒状のさやである托葉梢(たくようしょう)があり、さやの縁に緑毛が生える[2]。同じ科のオオイヌタデには葉の根元のさやに毛が生えておらず、見分けることができる[3]。
春から秋までの4月 - 11月にかけて、茎の先端から長さ1 - 5cmの花穂を出し、紅紫色をした小さな花を密につけ、まれに白い花が見られることもある[2][3]。紅紫色の萼片は深く4または5裂し、裂片は倒卵形をしており、花弁はない[2][3]。雄しべは8本、花柱は3本ある[3]。
花よりも、その後に見られる真っ赤な果実が目立つ。果実は三角状の痩果(そうか)で[3]、果実そのものは卵形で暗褐色をしているが、その外側に赤い萼をかぶっているので、このように見えるものである[2]。
とあるから、↑のイヌタデが本家イヌタデということになる。
庄下川の湿地帯に咲くものは、オオイヌタデとも言えないように思う。
オオイヌタデはもっと背が高いし、花穂ももっと豪華。
↑キツネノマゴか?
↓ネット上に紹介されているキツネノマゴの画像
花序に沿って順番に咲いていく感じは似ているが・・。
群生している画像がないのでよく分からない。