11日付け 第2報

作州武蔵も10回位利用している。

朝の散歩でゴルフ場内を歩くのが楽しみである。

今回はそのゴルフ場が見える部屋であった。

ゴルフはやらないので、プレイしている人をみても羨ましいとは思わない。

7日のまだ撮影可能な時間帯に部屋のベランダから撮影。

↑見える道路がCCとホテルへ通じる私道である。植えられている桜はまだ若い。

うそ寒くゴルフ談議の辺に侍すも 草間時彦
 
一葉落つ山を拓きてゴルフ場 長崎小夜子
 
菊植ゑてゴルフ寡婦なる日曜日 岩城のり子
 
山の霧池の霧降るゴルフ場 永川絢子
 
遠くよりゴルフ見てゐる日傘かな 大場白水郎
 
風なき日芝焼き尽すゴルフ場 平田想白
 
畑打の畑ゴルフ場傾ぎ合ふ 津田清子
 
昏き家と青芝にあるゴルフ球 永井龍男
 
ゴルフ場雪食む犬とゐて眩し 堀口星眠 火山灰の道
 
ゴルフ場星合の夜の草匂ふ 堀口星眠 火山灰の道
 
鳥帰るゴルフ帰りの男女らに 飯田龍太

 

ホテルの部屋はほとんどすべて同じ構造である。

かなりゆったりと設計されている。

 

8日の朝

 

いぜんとして霧雨状態。

 

一時、コック長と親しくなった。単身赴任で、その後妻子を呼び寄せ、奥方もホテルで働いていたが、数年後、誘いがあったとかで、また都会へ戻ったという噂を聞いた。

 

9時になると、土曜日ということもあり、ゴルフ場の駐車場は満杯である。

カラオケ好きの宗匠、酒好きの宗匠の話は耳にするが、

女弟子を口説く俳句宗匠はごく稀で、ゴルフ狂いの宗匠の噂は全く聞かない。