桜満開ではないが、今日が昼過ぎまでが花見最適期であったようだ。

夕方前から雨。

花は8分か。

芝生も砂場も人でいっぱい。100人超えている。

でも会社の団体でないので総じて静か。

老夫婦ふたりだけのシートもある。

多くは幼稚園か小学校低学年の母親たちのグル―プ。小学校高学年の仲間だけのシートも。

 

子が駆けて8分桜が満開に

雨が降っているので、夜桜見物はなし。

毎年、ここで同じ男性二人連れに声をかけられるが、今日は木曜日、しかも昼下がり故

知人には会わない。

 

明日明後日が満開であろうが、天気は悪そう。

今日も背景が真っ青な空だともっと豪華に見えるのだが。

金魚買つて病むメーデーを豪華にす 赤城さかえ
 
菜飯食ふ吉野は杉の箸豪華 浦野芳南
 
樹氷林白を豪華な彩と知る 福田小夜
 
鳥たちに木の実の豪華冬はじまる 八幡城太郎
 
紫陽花の毬の豪華や数ふべし 田村木国
 
川開豪華の中の大雨かな 岡本癖三酔
 
豪華なる今日の眺めの撒水車 福永耕二
 
豪華な愚かさ夏富士のいただきまで 飯田龍太
 
抜けてゆく風邪に豪華なシクラメン 安藤恵子
 
北海の雲丹の豪華な棘千本 櫂未知子 貴族
 
ギヤマンの如く豪華に陽炎へる 川端茅舎
 
テレビだけが豪華炉塞ぎし夜のこと 猿橋統流子
 
鵜の海の一月の風豪華なり 原田喬
 
病窓をかくも豪華に鰯雲 朝倉和江
 
雪光の中に風呂焚く豪華な音 飯田龍太
 
木綿着て豪華はすてぬ牡丹哉 松瀬青々
 
蜜豆は豪華に豆の数少な 川崎展宏