冬桜 まだまだこれから。

 

なにか昨年位から勢いがないように思う。

 

そういえば、細枝が垂れ下がるためか、かなり枝切りされている。

一番見事であった株は、おおきな建物が目の前に建った影響か

見栄えがしなくなった。

ヒマラヤザクラは盛を過ぎたかも。

葉と花が同時。冬場の緑が鮮やか。

木陰になったところに育っているので、地味な感じだが、

川沿いの開けた場所に育っているものは、緑がもっと鮮やかである。

どこでも、春夏秋、冬も元気なのは、↓

 

枯れ溝で冬も咲いているのはアメリカフウロ。

アメリカフウロ(亜米利加風露、Geranium carolinianum)は、フウロソウ科フウロソウ属雑草北アメリカ原産の帰化植物。現在は全国の道ばたなどによく見かける。

一年草で、茎はやや倒れながら伸びる。は大きく3~5裂し、それぞれの裂片はさらに分かれている。花は薄い紫で小さく、茎の先端に散房状につくが、小さくて目立たない。

現証拠(ゲンノショウコ)も同属らしい。

フウロソウ属(フウロソウぞく(風露草属)、学名 Geranium)は、フウロソウ科に分類される多年生草本植物の属の名称で、後述する種をはじめ 420以上が確認されている。

フウロソウ属の学名は Geranium だが、日本で園芸用に栽培される品種などで「ゼラニウム」と呼ばれる品種はテンジクアオイ属であることが多く、本属の種は多くが○○風露(フウロ)と呼ばれている。英名では本属とテンジクアオイ属をあわせて "Geranium" と呼ぶ場合が多い。

AsamaFuuro 06f2560.jpg

 

そういえば、花の姿がよく似ている。風露はそれなりに観賞価値があるが、

アメリカフウロは花は小さいし、色合いも目立たない。

「アメリカフウロ」で検索したら除去法などが案内対象になっている。

 

風露胸に飾りて恋せんか 小林康治 『虚實』
 
霧ふれば霧に影して風露咲く 石原八束 『風霜記』
 
千島風露咲いてオロロン鳥孵る 石原八束 『藍微塵』
 
列なして人押しあぐる風露草 望月たかし
 
風露草日陰は風のゆるやかに 渡邊千枝子
 
よべの海霧丘にのこれり風露草 澤田 緑生
 
風露草咲きつぐ涯の利尻富士 宮川 斗潮
 
湿原の雲自在なり風露草 岡田和子
 
この岨の富士細身なり風露草 手島 靖一
 
言かけて跼むや霧の風露草 佐藤いね子
 
井の端の風露の乾き九月尽 菅裸馬
 
岳の日は伊吹風露の花に澄む 早崎明
 
千島風露咲いてオロロン鳥孵(か)へる 石原八束 藍微塵

風露草を季語とみなさない結社が多いような例句状態。

ましてやアメリカフウロなど詠った句は0かも。

ならばぜひとも詠いたい。

 

この季節にはホトケノザは日当りのいいところでは咲き始めるが、こちらは春の季語として

定着か?

春の七草といえば、セリ,ナズナ,ゴギョウ,ハコベラ,ホトケノザ,スズナ,スズシロ

であるが、春の七草のひとつのホトケノザは、↑の画像のものではなくタビラコを指す。

タビラコもしかし冬でも咲いているのをみかける草である。

 

  野寺あれて跡にやはゆる仏の座貞徳 「崑山集」
水仙の堤たづねむ仏の座尚白 「孤松」
七草や何をちなみに仏の座路通 「元禄百人一句」
つむけふも我は蒲団を仏の座也有 「蟻つか」

を例句にあげる歳時記案内(ネット上の)は、仏の座を新年の季語としつつ

 

春の七草のひとつ。野原や田畑に自生する。葉が仏の蓮華座に似
ていることからこの名がついた。

 

と解説しているが、タビラコの葉が蓮華座に似ているとは思わない。

 

近くの神社、富松神社から(ワイフあてではなく)私宛に大型封筒に入ったものが届いた。

夏に修復募金に応じて1口寄進したからであろう。

お節用箸と屠蘇が入っていた。ワイフはそろそろ屠蘇を買おうと思っていた時なので、

喜んでいた。

さらに、 平成29年神社暦が入っていた。

母親は毎年この種のものを購入していたが、久し振りに出会う小冊子なので、

ざっと目を通した。

これについて明日。

 

タイトルにバースディ・キャンドルと記入した。

この木の品種名である。

バンクシャー・バースディ・キャンドル。

↓もオーストラリア原産