一合炊き五勺の残飯秋の雨

 

さすがに5勺までは余らないが、夫婦2人で、一日1合が多すぎる日々である。

幸い私はチャーハンが好きなので、週1.2度は、昼にチャーハンを食べる。

(昨日は外出先で「半ちゃんラーメン」を食った。

ラーメンと半人前のチャーハンのセットをこう呼ぶ。関西特有か、全国版か分からないが。)

 

冷蔵庫に余っている野菜を微塵に切ってまぜる。そのために厚切りベーコンを常備。

それもなければ、ウィンナーをいれたり、ちくわがあれば、それを細かく適当に切ってまぜる。

 

今年、この季節に嫌に目立つ彼岸花に似た花。葉も一緒に出ているところが彼岸花とは違う

ネリネ。ヨーロッパではダイヤモンドリリーと呼ばれているとか。

南アフリカ原産。主にイギリスで品種改良されたと解説にある。

近くの、歩道脇の植え込み↑

↓同じく、近くのお家の玄関前。

庄下川沿いの家の前

少し枯れかけているが、花の形が少し違う。秋植えのものと春植えのもの2種あるようで、

多分これは春植えのもの。

皇帝ダリアよりは早く咲き始めていた。

町内でみかけるのはこのピンクのものしか知らないが、白や赤紫のものも出回っているよう。

 

 

緑化植物園の事務棟前に置かれた菊。

 

 

 

我が家のキチジョウソウ(吉祥草)

実のところ、葉を掻きわけないと、花が見えない。

ウィキペディアの解説:

キチジョウソウ(吉祥草、学名:Reineckea carnea)はスズラン亜科常緑多年草日本国内では関東から九州、また中国の林内に自生し、栽培されることもある。

地下茎が長くのびて広がり、細長い葉が根元から出る。は秋に咲く。ヤブランにやや似た穂状花序で茎は紫色、花は白い花被が基部で合生し筒状となっている。果実は赤紫色の液果。

家に植えておいて花が咲くと縁起がよいといわれるので、吉祥草の名がある。

「栽培されることもある」、となっているので、一般の園芸店にはでていないのであろう。

例句もなかったが、国語辞典には秋の季語と記すものもある。

「俳諧歳時記」でも秋の部に配置されているが、菊葉の夏解草の異名のような扱いである。

夏解草は解説を読む限り夏の草である。扱いが奇妙である。

どちらについても例句は示していない。

 

花期は11~12月となっているので、花の姿はもう少し変化するかも。

 

デモの声届かぬ隅の花八手

八手の花のシーズン

花八手未だ人住まぬ貸家札 浅見まき子
 
外灯の一つ消えをり花八手 高橋秀夫
 
朝市に臨時宅配花八手 砥上白峰
 
宇宙ステーシヨン組む繭色の花八手 三嶋 隆英
 
日のぬくみふところにあり花八手 藤木 竹志

「八手」なら例句もっと多いか?

 

八手咲きゆくさきざきのこの寒さ 加藤かけい


この1句のみで。後は↑の「花八手」の句。