アンゲロニア:最近よくみかける。

高温多湿で、花が減る季節でもよく咲いている。

メキシコ~ブラジル、西インド諸島に30種類が分布する植物です。その中でもアンゲロニア・サリカリフォリア(A.salicariifolia)やアングスティフォリア(A.angustifolia)、それらの園芸品種が流通しています。毎年花を咲かせる多年草で、常緑性の草花です。

茎を直立させる立性と横にはうように広がっていく這性があります。もともと草丈は1m近くに達するやや大型の植物ですが、花苗として出回るのは50cm程度に収まる園芸品種が多いです。株元からたくさんの茎を伸ばして茂ります。

開花時期は主に夏を中心として初夏~秋、茎の上部、葉の付け根に次々とつぼみを付けます。花色は白、紫、ピンク、紫がかったブルーなどで、白と紫のツートンカラーになるものなどもあります。エンジェルラベンダーの商品名で流通しているものもありますが、アンゲロニアはラベンダーの仲間ではありません(ラベンダーはシソ科の植物です)。

やさしい園芸より。


↑西武庫公園内で。

家の近所にいくつかバス停がある。
これまであまりバスを利用しなかったので、
そのバス停はどこが始発で、何処まで行くのか関心がなかった。

午後の散歩に、市バスを利用し始めてから、
そうか、このバス停は、この路線のものかと思うことが増えた。

徒歩7,8分の阪急電鉄の駅前を始発駅(終着駅)とする尼崎市バスの路線は、ほぼ全線利用実績ができたところである。

その市バスは、今年の3月末に阪神バスに管理主体が移動。

ほぼ1週間以内に、バス停のポールもすべて阪神バスのものに変わった。

息子の新居が尼崎市から離れ、伊丹市に入り込んだところに決まり、
そこへ出かける機会が増えた。
それとともに伊丹市営バスを利用するようになった。

といってもそのことのために伊丹市営バスを利用したのは、1昨日が初めてである。

息子の家を出て、通りがかった人に、阪急伊丹駅へ向かう(伊丹)市バスの停留所のある所を
尋ね、「昆陽里」という名のバス停で待っていると5分ほどでバスが来た。
行き先表示を見ると「阪急塚口」となっていた。

阪急伊丹から阪急電車神戸線の支線(伊丹線)を
利用するつもりだったが、最寄り駅前から息子の家へ一本のバスで行けるのを「発見」。

今日もまた息子の家へ行く用件があり、出かけようと思って、昨夜、
ネットで、阪急塚口始発で昆陽の里へ向かうバスの時刻表を調べると
土曜日だったので、午前8時台に一本、次のバスは9時58分発であり、
到着しなければならない10時には間に合わない。

改めて阪神バスの阪神尼崎ー宝塚の時刻表と停留場を「調査」。
この路線は10分間隔で運行されている。武庫之荘駅西口というバス停があるので、隣の駅まで電車に乗って、このバスを利用することにした。

武庫之荘駅西口は、駅よりはるかに西の尼宝線と呼ばれる道路上にあった。駅から徒歩10分はあったが、10時前に家にたどり着いた。

バス停の椅子新しく年のくれ 萩原まさえ

バス停に取りあってゐる草虱 矢嶋淳子

バス停の墓苑案内秋めきぬ 佐々木平一

誰も居ぬバス停に鳴く油蝉 小須田利子

バス停の人それぞれに緑蔭に 城木タネ女

バス停をひとつ乗り越す目借時 佐藤のぶ女

バス停のゴスペルソング初比叡 宮澤せい子

バス停のいらだち撫ずる冬柳 指方幸子

歳晩といふ待ち時間バス停に 住谷不未夫

バス停の先頭に待つ捕虫網 城台洋子

祭まへバス停かげに鉋屑 北野平八