大阪府には4大緑地があるらしい。その一つが鶴見緑地(大阪花博跡地)である。

「大泉緑地」の解説(ウィキペディア)

1941年防空緑地計画に由来する大阪四大緑地(服部鶴見久宝寺・大泉)のひとつ。年間来園者数は約250万人。

広大な敷地に約200種32万本もの樹木が植えられた大森林公園で、巨大な滑り台が目玉となっている。名称の由来となった大泉池や、花壇、大芝生広場などの憩いのゾーンと、スポーツゾーンなどからなる。15品種約1万株を集めた「かきつばた園」でも知られる。

「だいせん」とも読めることから、近隣の大仙公園(だいせんこうえん)との混同を避けるために「おおいずみ緑地」と仮名で表記されることもある。

芝生・グラウンド部分が多い広大な敷地であることや幹線道路沿いの立地などから、防災計画上は約17万人の広域避難場所となっているだけでなく後方支援活動拠点の位置づけもされており[1]、防災啓発イベント「フィールドワークキャラバン」(主催は大阪府鳳土木事務所)が定期的に開催されている。

服部緑地、大泉緑地、鶴見緑地は、120haを超える広さである。

尼崎の都市緑化植物園が2.7ha、岡山県のドイツの森が50ha
サウスビレッジが10.7ha、ノースビレッジ20ha,

勝央町の黒大豆栽培面積が170ha。

画像は


咲くやこの花館(温室)には、
熱中症注意の貼り紙があった。


初伊勢や五つの色の生姜糖 倉本幹子

土佐人のことば飾らず生姜掘る 岩城鹿水

生姜や雲起る祖のわが筑紫 今村俊三

生姜の香りをこぼす引売女 岡野富枝

浮世絵の女の絵馬や生姜市 加藤三七子

花街の昼湯が開いて生姜市 菖蒲あや

ゆっくりと胸暖めて生姜酒 山本 邦子

湯疲れに生姜酒して湯治かな 溝口 直

大いなる生姜の束を出品す 稗田 時子

境内も宮居も小さき生姜市 小林 たか子

染付の皿鮎鮓の紅生姜 河野 伸子

天竺へ波は立つらむ生姜酒 磯貝碧蹄館

生姜市わたしに花眼のきざしあり 本田ひとみ

ひなびたる言葉の残る生姜市 細見綾子

生姜のそろへ拳の売られけり 大木あまり 火球

生姜湯や生きて五十の咽喉仏 石塚友二

圭角をもつて聞えぬ生姜酒 高田蝶衣

生姜酒貧土の農と交はりて 堀井春一郎

この里に老いて悔なき生姜酒 加藤あき江

酢につけて生姜紅さす夕時雨 鈴木真砂女

生姜や山うごかして水を汲む 宇佐美魚目

置所変る厨の生姜かな 高浜虚子

命惜しむ如葉生姜を買ひて提ぐ 石田波郷

薄紅き酢漬けの生姜秋桜子忌 秋川ハルミ

ふるづけに刻む生姜や朝ぐもり 鈴木真砂女

鰺鮓の生姜の匂ふふたりの夜 田村恵子

生姜や山うごかして水を汲む 宇佐美魚目

雨降つてをり掘りかけの生姜畑 多田薙石

恩愛やことに生姜の薄くれなゐ 栗栖浩誉

まだ日傘さしてとほるや生姜市 加藤覚範

花街の昼湯が開いて生姜市 菖蒲あや

さびしきは冷し中華の紅生姜 望月秀子

命惜しむ如葉生姜を買ひて提ぐ 石田 波郷

ゆきかはす車生姜の香をのこす 立花豊子

掘り上げて夜風匂へり生姜畑 斎藤道子

行商の婆と乗り来る生姜の香 溝口 昭二

生姜酒うつる世相になじまざる 阿部鴻二

生姜酒貧土の農と交はりて 堀井春一郎

老残の咽喉にひりりと生姜酒 宮下翠舟

町の用終へての安堵生姜酒 大谷繞石

月旦を草する燈下生姜酒 高田蝶衣

圭角を以て聞えぬ生姜酒 高田蝶衣

極月や紅き生姜の水の中 平井照敏

恩愛やことに生姜の薄くれなゐ 栗栖浩誉

命惜しむ如葉生姜を買ひて提ぐ 石田波郷

我古りぬ硬き生姜を歯にあてて 佐藤惣之助

生姜やかりゝかりゝと露の玉 川端茅舎

たづさへし雨具用なき生姜市 阿部ひろし

水打つて昼しづかなり生姜市 加藤松薫

ミサに来て生姜市にもまはりけり 戸塚千代乃

人波に夕餉時あり生姜市 栗原米作

生姜市小銭ありたけ並べ買ふ 甲賀山村

朝うちは野菜もならぶ生姜市 甲賀山村

瓦斯の灯の風に噴きつつ生姜市 土方秋湖

まだ日傘さしてとほるや生姜市 加藤覚範

千木箱も昔ながらに生姜市 岡田日朗子

秋まつり赤き生姜をきざみこぼす 加藤かけい

梅雨深し煮返すものに生姜の香 時彦

しろがねのどろめのれそれ生姜擦れ 小澤實

羅の如母佇ちぬ生姜畑 川田由美子

生姜透けゆく如し母老いぬ 吉田正

再婚の気のなくなりて生姜酒 藤田あけ烏 赤松

生姜湯や生きて五十の咽喉仏 石塚友二

生姜湯に顔しかめけり風邪の神 高浜虚子

生姜やかりゝかりゝと露の玉 川端茅舎

千木箱も昔ながらに生姜市 岡田日朗子

ひとりふたりと死ぬ間や生姜きざまるる 中村苑子

生姜市千早振着の店迄も 晩得

もとより父たる覚悟あるなし生姜糖 塚本邦雄 甘露

提げとほる菊の匂ひや生姜市 石田勝彦 秋興

他界より来てまた帰る生姜売り 藤原月彦(1952-)

置所変る厨の生姜かな 高濱虚子

芝浦の海より昏るる生姜市 鈴木真砂女

生姜をゆさぶつてゐる雨少女 熊谷愛子

生姜摺りおろすさびしさ縷のごとし 奥坂まや

生姜を置けば灯火をはみ出せり 原田喬

包みたる神明生姜よく匂ひ 深見けん二

花冷えの指を染めたる紅生姜 小檜山繁子

春寒や生姜湯かぶる風邪籠 臼田亞浪 定本亜浪句集

石に針生姜も入らず清水かな 秋色 俳諧撰集玉藻集

生姜の匂ひや添へて菊の露 中村史邦

なべ炭の燃ゆる霜夜や生姜酒 水田正秀

命惜しむ如葉生姜を買ひて提ぐ 石田波郷

包みたる神明生姜よく匂ひ 深見けん二