昼食を一人で自宅で摂る機会が増えた。
今日はワイフが冷蔵庫に手作りのソーメン出汁を冷やしているという情報を残して外出したので、二束茹でた。
ソーメンを食べ終わってから、そろそろ茗荷が出来るころではないかと何気なく、窓の外を見たら、茗荷の子が花になってゆくのが目に入った。

急いで庭に出て夢中で採集。サクランボの木の下ゆえに、毛虫の被害に遭う。
ムヒ塗った。
1週間ほど前に茗荷林の中を覗いた時にはまだ芽を出していなかったのに、数日前が収穫適期であったよう。

ついでに茄子も収穫。6本。茄子はこのあたりで限界のよう。
16本収穫したが、苗札に描かれていたような立派な濃紺の中長茄子は一本も採れなかった。

子規庵で入手した鶏頭。昨年は種子の数がすくなかったので、
まさに14,5本しか育たなかったが、今年は
小袋に入れて周囲に配りまくってもまだかなりの量の種が残り、
おおきめのプランターに撒いたらこれまた大量の苗が芽吹き

1プランター4,5株植では処理しきれず、
いまだにビニールポットのままのものも多数残っている。


昨年より背が高くなったように思う。

子規庵で育った鶏頭だから、明治鶏頭である。

鶏冠になっているものもあるが、おおむね槍状である。

「子規 鶏頭」で検索。
同じ句が何度も登場するが省略せずに紹介。

.    同郷の波郷鶏頭子規鶏頭 百合山羽公

鶏頭の十四五本もありぬべし 正岡子規

鶏頭の十四五本もありぬべし 正岡 子規

鶏頭のとうとう枯れてしまひけり 正岡子規

鶏頭を切るにものうし初時雨 正岡子規

鯊釣の日和になりぬ葉鶏頭 正岡子規

鶏頭の十四五本もありぬべし 正岡子規

こけもせで二百十日の鶏頭かな 正岡子規

鶏頭を机辺に子規忌ごころかな 岩川みえ女

鶏頭の十四五本もありぬべし 正岡子規

鶏頭の十四五本もありぬべし 正岡子規

鶏頭の赤きこころを子規忌かな 吉田冬葉

鶏頭ノマダイトケナキ野分カナ 子規

鯊釣の日和になりぬ葉鶏頭 子規

鶏頭の十四五本の昃りぬ 素十 (子規を憶ふ)

鶏頭の十四五本もありぬべし 子規

鶏頭の赤きこころを子規忌かな 吉田冬葉

鶏頭の皆倒れたる野分かな 正岡子規

鶏頭の黒きにそゝぐ時雨かな 正岡子規

鶏頭ノマダイトケナキ野分カナ 正岡子規

鶏頭ノマダイトケナキ野分カナ 正岡子規

しぐるゝや鶏頭黒く菊白し 正岡子規

鶏頭の十四五本もありぬべし 正岡子規

鶏頭の皆倒れたる野分かな 正岡子規

鶏頭ノマダイトケナキ野分カナ 正岡子規(1867-1903)

鶏頭の十四五本もありぬべし 正岡子規(1867-1903)

鶏頭の黒きにそそぐ時雨かな 正岡子規(1867-1903)

鶏頭子規の行きたる方は知らず 原田喬

鶏頭の十四五本もありぬべし 正岡子規

鶏頭の十四五本もありぬべし 正岡子規

鶏頭ノマダイトケナキ野分カナ 正岡子規

鶏頭の黒きにそそぐ時雨かな 正岡子規