昨日の句会
最高点句と次点句(第2位)は共に同一作家のものであった。

心太箸にかからぬ男なり
猿に無い腰痛曝書の横座り


1句目は文句なくいただいた。
2句目はいいとは思わない。
猿に腰痛がないなどという事実は、直近のテレビ番組かなんかで報道されたものであろう
と言ったら、やはり同じ番組を見た人が複数いて、そうだとのこと。

腰痛の無い事情は何か、同じ2足歩行でも、猿は人間とはかなり違うかたちで
両手も歩行に利用している。

人間は上体を常に腰で支える必要がある。手は歩行の補助役にならない。
しかしその事実と曝書という行為に関係があるのか。
字を読み書きするすることが人間の腰痛を誘発するのであれば
上句と下の句には関わりが生まれるが、それで猿を羨むことにはならない。

曝書するにも真面な姿勢では出来ない→横座り
という事実を詠えばいいのではないか、と思った。

↑野草化したオーシャンブルー。朝顔やオシロイバナがなぜ秋の季語なんだと俳句を始めたころは不満であった。

マリーゴールドは一般家庭では人気下落中、と思う。
近所で、高生向日葵を上手に育てている家があった。
6月に花が咲いている。このころは葉もあまり傷んでいない。

園芸店ではコエビソウの名で売られていた。↓

今の季節の代表

我が塀沿いに定着↓