庄下川沿いにあるポンプ場の施設。
集まってきた下水の量が多くて処理しきれない場合は、
この施設を使って塵芥を取り除いた下水を川へ流すのだと思う。
その川までが満水状態になったらどうするのか?
中継ポンプ場だから本来の役割は、深くなりすぎた下水管の水を
ここで汲み上げてより浅い下水管へ中継することだと思う。
高低差がない市域の宿命のような施設である。


フクシマ以前の想定基準で設置されたものであるが、
計算のやり直しはなされたかどうか?
主任クラスの技術者の計算結果は公表されたかどうか?

庄下川沿いの散歩はいつもはこのあたりまで。
この排水施設の南側を幹線道路が通っているが、
その向こう側は行くには道をよぎらなければならない。
しかし左岸を通っても右岸を通っても4車線道路を渡る横断歩道がない。


以下引用文はウィキさん。

タチアオイ(立葵、学名:Althaea rosea、シノニム:Alcea rosea)は、アオイ科多年草。属名Althaeaはギリシア語由来の古典ラテン語に由来し、語源たるギリシア語「althaia」は「althaino」(治療)と関連している。古来、タチアオイは薬草として用いられた。

中継ポンプ場の周りには緑地帯が設けられている。
その川沿いの部分にタチアオイが群植されている。
と言っても、大株が20株程。
今が見ごろ。花期は6-8月だからまだまだ咲いているが

真夏のタチアオイは暑苦しい感じがするが、今なら爽やか。

以前、中国原産と考えられていたが、現在はビロードアオイ属(Althaea)のトルコ原産種と東ヨーロッパ原産種との雑種(Althaea setosa×Althaea pallida)とする説が有力である。

日本には、古くから薬用として渡来したといわれている。

花がきれいなので、園芸用に様々な品種改良がなされた。草丈は1~3mで茎は直立する。花期は6~8月で、花は垂直に伸びた花茎の下から上に咲き上っていく。ちょうど梅雨入りの頃に咲き始め、梅雨明けと共に花期が終わる(花茎の頭頂部まで開花が進む)ことになぞらえて、「ツユアオイ(梅雨葵)」という別名も冠されている。花は一重や八重のもあり、色は赤、ピンク、白、紫、黄色など多彩である。花の直径は品種によるが大きなものでは10cmくらいである。本来は宿根性の多年草であるが、品種によっては一年草でもある。 アオイの名から静岡市と会津若松市が市花に制定している。

花弁の根元が粘着質であり、引き抜いた花弁を顔などに付けてニワトリを真似て遊ぶことができるため、北海道の一部ではコケコッコ花コケコッコー花などと呼ばれる。

花弁や根を、薬用として利用する。


↓ポンプ場の排水施設のすぐ手前である。

赤とピンクと白

ホリホックホリーホック)ともいうが、英名 hollyhock は必ずしも本種を指すとは限らず、旧属名・タチアオイ属(Alcea)の各種をはじめ、ときには他属の種をも指す言葉である[1]。 俗説として holly- は holy に通じ、この花が十字軍によってシリア(キリスト教聖地)からヨーロッパにもたらされたことに因み、「聖地の花」の意味が込められている、などとも言われる[]

日本語では「花あおい」(花葵)とも呼ぶ。ただし学術的には、同科別属であるハナアオイ属、または同属下の Lavatera trimestris を指して「ハナアオイ」と呼んでいるので、注意が必要である。

どこへ馳けても立葵立葵 上田日差子

立葵そろそろ影を辭すころか 中原道夫

門に待つ母立葵より小さし 岸風三楼

鞍馬より貴船に降りて立葵 庄中健吉

立葵天香久山隠しけり 八木林之助

七尾線どこの駅にも立葵 佐藤和夫

立葵ゆらぎ峠をはしる水 水原秋櫻子

テニスの娘水飲みに来る立葵 榊原 弘子

湯をつかふ音が裏手に立葵 鷲谷七菜子

呼ぶ子帰る子十二時の立葵 廣瀬直人

辞書を引く少年のゆび立葵 前田秀子

兄弟の競ひて伸びる立葵 藤田郁子

なかほどに花先んじぬ立葵 落合水尾

立葵戸毎に咲かせ海女部落 青木起美子

立葵七彩に咲く婚の朝 藤本朋子

石を置く屋根も荒磯や立葵 古舘曹人

立葵人影のなき村の昼 西島美代子

立葵いざや山雨を私しす 諸角和彦

立葵いよよ素知らぬ暮天かな 金井徳夫

悪相の猫が居座る立葵 秋武つよし

爛るると燃ゆと近江の立葵 松村幸一

童らに空の花なる立葵 石塚友二

三方に蝶のわかれし立葵 中村汀女

立葵咲き終りたる高さかな 高野素十

死の迎へ地よりあるべし立葵 宮入聖

立葵洪水は我が死後に来よ 齋藤愼爾

立葵水につめたく日のさして 岸本尚毅 選集「氷」

水汲んでつめたき手なり立葵 岸本尚毅 鶏頭

雨降りてあたりしづかや立葵 岸本尚毅 鶏頭

貧乏に匂ひありけり立葵 小澤實

立葵バケツリレーの音もなく 二村典子

三人称の風が吹きゆく立葵 佐藤美恵子

立葵雨粒しろき晝の窓 田中裕明 先生から手紙

ひつそりと犬捕りが行く立葵 有馬朗人

いきいきと胎児脈うつ立葵 和田悟朗

門に待つ母立葵より小さし 岸風三楼

三方に蝶のわかれし立葵 中村汀女

立葵影を媼として立てる 宇多喜代子

咲き上げて紅勝ちぬ立葵 前田普羅

立葵洪水はわが死後に来よ 斎藤慎爾

にごりそむ港の空や立葵 小原菁々子

部落に入る蹄鉄工場立葵 遠藤梧逸

郵便局前庭を持ち立葵 遠藤梧逸

昼蚊帳に雨ふる背戸の立葵 石原舟月

ふるひ居る小さき蜘蛛や立葵 高濱虚子

影をかしすい~月の立葵 尾崎紅葉

湯をつかふ音が裏手に立葵 鷲谷七菜子

貨幣ころがる夕べ立葵よりしずか 永末恵子

うしろ姿を白と決めたる立葵 柿本多映

かの腕地に還りては立葵 和田悟朗

天心の魚が唾垂れ立葵 坪内稔典

立葵病廊落暉火のやうに 大峯あきら

立葵影を媼として立てる 宇多喜代子

ふるひ居る小さき蜘蛛や立葵

立葵よぎる尾長の黒帽子 堀口星眠 営巣期

立葵のぞき棚経僧来たる 石原八束 雁の目隠し

湯をつかふ音が裏手に立葵 鷲谷七菜子 游影

三方に蝶の分かれし立葵 中村汀女

その近くで

トウカエデの花


あかまんま=イヌタデ
河原では、ミゾソバやタカサブロウと並んで個体数が多いが、
花はまだ咲いていない。

ミゾソバやタカサブロウの花が姿を消すころにはびっしりと咲くが、余り可憐な感じはない。

栴檀の木もよくみかける。
水際の石垣の間からのびている。


↓桜が咲いている頃には、ムラサキケマンソウが群落を形成していた。