夏ロンドン3パイント呑んでもまだ暮れぬ

厳密にいえば、ないし日本基準でいえばロンドンにも、ベルリンにも
夏はない。
今日の尼崎みたいに昼間は半そでシャツでちょうどいいが、夕刻になると
ちょっと半そででは涼しすぎるそんな感じが6月と7月のロンドンである。
恥ずかしながら私はイギリスでは5月はまだセーターを離せなかった。

イギリスの一般家庭には冷房装置がない。
かわりに8月でもスチーム暖房が入っている。

今は制度が変わっているかも知れないが、ロンドンのパブには
駐車場があった。ロンドンと言ってもハムステッド周辺のことであるが。
夕刻、7時くらいにでかけて鱈のフライやポテトサラダをあてに
2時間ほどかけてビターを呑む。

店を出ても車のライトを点けずに我が家(賃貸フラット)へ戻る。
週末だと集合住宅の駐車場はがらがら。駐車スペースは1950年代のアメ車でも悠々と収まるほどの広さ。前向きだろうがバックだろうが
好きなかたちで駐車できる。

私専用のスペースの背後にはハマナスの茂みがあって、沢山の花を咲かせていた。一度咲けば散ることを知らないみたいだった。歩いて行ける公園には6月いっぱいはシャクナゲが群れ咲いていた。

誰かに教えてもらったわけではない。

カウンターの近くに立っていて他の客の注文用語と、客が手にするグラスを観察。なるほど、注文の度に金を払うシステムのよう。濃い色のビールはビターと呼ぶよう。ハーフパイントが小瓶で、ア パイント、あるいはワンパイントという単位が中ジョッキーに相当するよう、

ドイツのビアホールで供されるような大ジョッキー(今や日本の大ジョッキーは、かつての中ジョッキーなみである)はないようなどと学ぶ。

以上は前書き。

コストコへ行った。
補聴器の電池を買った。
次の買い物は、ビター。ただしイギリス産はない。アメリカ産。

このコーナーでは

撮り易いように位置を変えて
7歳児宅へライン送信。
お気に召さないようで購入せず。

↑このコーナーでも買い物、明日着てゆく。