自分で商売をやっていると、誰に言われてやっているものでもないので、
「これをいついつまでにやっといて」→「時間通り正確にできた。偉い」
「この目標を達成するように」→「目標の1.2倍を達成。すごい」
こういうやり取りはありません。
全て自分の中でこれらが完結してしまいます。
つまり、客観的に答え合わせされるようなことがない。
即日何かの答えが出て、自分が肯定されていく。そういう積み上げはありません。
自分が作りたいと思ったものを、自分のタイミングで、自分のデザインで作っているわけで、逆に言えば「だれも止めてくれない、叱ってくれない」状態です。
これは本当に怖いことで、いつの間にか大きな間違いを冒しているかもしれないし、みんなが求めるものを作ったつもりが、誰もいない死の土地(笑)に突っ込んでしまっているかもしれない。
そんなわけで、自分で何度も振り返りながら、自分のやっていることを確認しながら進むわけなのですが、最終的な確認となるのが「売れたかどうか」。
これでようやく「間違ってなかった」ことを確認できるわけですが、まあ長い長い。それが確認できるまでが本当に長い。
そんなの人に聞けばいいのに?と思われるかもしれませんが、人の意見は実はあてにならない。同じものを見て「売れる」「売れない」どちらもの意見は絶対あります。じゃあ沢山の意見を聞いて多数決をとるのか?それも良いでしょう。にしても結局、何らかの方法で自分で判断をし、最終的な答え合わせも自分でやらないといけない。「がんばった」だけでは生きていけない。儲けなきゃ死ぬんです。
よくこんな商売をやっているもんだと思いますが、前述の「間違ってなかった感」を得た時の喜びは、何物にも代えがたいんですよねー