AIやロボット技術の発達で、人間の仕事が奪われる云々…の話が増えてきましたね。
ロボットが労働を代行し、人間よりもより効率的に行うようになってしまう。人間に残されるのは「やっぱり、クリエイティブな部分なんでしょうね」というのがよく語られるオチで。
でもね、こういう話自体はだいたい「クリエイティブな」職業の人が言っているのであって、しかもその人達が「自分はクリエイティブだから大丈夫。あなたは?」と言っているだけなように聞こえてしまうのは僕だけでしょうか。
だいたい、職を奪われるとされている「クリエイティブでない」職業の人は、クリエイティブでないが故にその職業なのであって、いきなりクリエイティブになれと言われても無理じゃないですか。
さらに言ってしまえば、そもそも世の中にはクリエイティブな人、つまり人類の先鋒として世の中を切り開く人と、そこで開発された技術を使い、それを運用することに従事するクリエイティブでない人、というのが絶対に一定の割合で必要なんです。
それを忘れて「ほら、あなた達も考えないといけませんね」と上から言われてもね。と、思ってしまうんですよね。
だいたいね、「クリエイティブなことは人間にしかできない」てのもまやかしですよね?
こないだ囲碁ソフトが人間に勝ったってニュースがあったじゃないですか。
あれって、人間側からみたら「なんでそんなところに打つの?」というような、定石から外れた打ち方をコンピュータはして、でもその結果勝つ、ということだったと思います。
それって、クリエイティブじゃないですか。
そして、そういうことが起こるのは限られた分野だけにとどまらないと思うんですよ。「私はクリエイターだから」なんてたかを括っていずに、人類全体が危機感を持つべきなんですよ。
どうやったらコンピュータを打ち負かせるのか、人類が団結して知恵を絞る。
スカイネットの時代は、本当に来るんだと思っています。