この本にはモナコ公国公認という事もあってか
彼女の悪口やマイナス的な事はまったく書かれていない。
まるで天使……いや…女神のような存在に描かれている。
う~ん……でもなぁ…
完璧な人間等この世に存在しないじゃん!
彼女だっていろいろあったろうし
彼女を嫌いだった人間だっているはずだよね。

……けれども
不思議にこの本を読んでたら
いや…グレース・ケリーは
天使……いや…やっぱり真の女神だと思わざるをえなかった。
美しいけれど決して嫌味の無い内側から溢れ出る美しさは
そこらへんに居そうでなかなか居ない。
しかも
天性ではなく
努力に努力を重ねた上での決して相手に見返りを認めない
博愛をもって生きる彼女の生き方が彼女を万人から慕われる
自然に羨望の親愛の女神にしたのだ
まさしく100%完璧なグレース・ケリーなのだ!
すごいなぁ…………と…僕は思ったんだ。

本は読みやすさと彼女の人柄とか人間性の魅力でいっぱいなので
あっという間に読み終えたのだが……内容は決して緩くも軽くもなく
濃厚な彼女の生き方や人生をダイジェストに描いてる。

イギリスのダイアナ妃とも親交がある彼女は
26歳で結婚し26年目に
奇しくもダイアナ妃と同じく
不慮の事故でこの世を去った。
まさしく国民はモナコの宝石を失った喪失感だったろうなぁ。

最後のページあたりでは小説でもないのに
不覚にも出勤途中の電車の中で涙が溢れて仕方が無かった。
読む前よりはグレース・ケリーの人と也を多少なりとも知りえたし
何とも言えないせつなさも相まって益々好きになってしまった。

グレース・ケリー
姉の居ない僕は彼女を罰当たりにも〝姉〟みたいに憧れる。
なかなか素敵な一冊でした。

なんせこの前に読んでた本「身体を売ったら…」だったので
余計に心が浄化されて晴れやかな気分にさせられた感じかな?
(鈴木涼美さんごめんなさい^^)
あくまでも…僕はね。