こんにちわコーンボーイです。

10年以上前に読んだ漫画で印象深いのがモリのアサガオです。

死刑囚と刑務官の話です。

殺人事件を起こした死刑囚と新任の刑務官の繋がりを描いたストーリーです。

話の展開がちょうど良くとても面白い漫画でした。

人生の中でもトップクラスに面白かったです。

人間性が問われる物語でこの話には正解はないですが、どうにもならないことがあるという事を思い知らされます。

拘置所の中にはいろいろな死刑囚がいてそれぞれの罪と向き合って贖罪の時を待ちます。

罪と向き合わない人もいますが、いやでもその時は来ます。

その時に何を思うか?刑務官は何を感じるか?

この漫画を読むまでは刑務官という職業をよく知りませんでした。

読めば読むほどこんな難しい仕事はないと思います。

罪を犯した死刑囚とはいえ執行の時に自分が殺すことになる気持ちは想像もつきませんでしたが漫画を通じてその一端を垣間見た気がします。

人を殺すには色々な理由があると思います。

マンガの主人公は刑務官ですが、もう一方の主人公は死刑囚です。

主人公の死刑囚が犯した殺人の理由は理解できるものがあります。

でももっと違う未来があったかもしれないと思うと泣けてきます。

誰かが悪いのか分かりませんが、自分たちの人生にもそういうことがないとは言い切れません。

正義とは何か、生きるとは何か考えさせられます。

主人公の刑務官は一見幸せそうな人生にも思えますが、自分の出自が普通ではないことに気づいた時に人生の虚しさを知ります。

彼の場合はその後折り合いをつけて幸せを取り戻します。

しかし、死刑囚の主人公はそういう幸せを取り戻すチャンスは永遠に訪れません。

刑務官はそれに悩みます。

自分だけが幸せになって良いのかと。

でもね仕方ないと思います。

自分は自分の人生を懸命に生きるしかないと私は考えます。

どう生きるかは自分次第であり環境次第と言えるでしょう。

自分を見つめ直しどう生きるかを考えるのに良い一冊です。