「HOLD ME」


発売 : 1992/9/2

品番 : POCH-1145

購入日 : 2010/10/10


ZARDの3rdアルバム。

全11曲の形態は初めてで実質初のフルアルバム。

ジャケットも明るくとてもナチュラルな雰囲気が良い。


こちらは、HARD OFFにて250円。

他店でも頻繁に売られている。


それでは、楽曲紹介。

(全作詞 : 坂井泉水)


1. 眠れない夜を抱いて

作曲 : 織田哲郎 編曲 : 明石昌夫、池田大介


4thシングル。

このアルバムでは唯一のシングル曲で

オープニングを飾るにはピッタリなロック調。

エレキは、割と控えめでシンセが映えるのが特徴。

詞は、いつか見た夢と現実を対峙させる内容で

後悔はあまり感じられない前向きな主人公を描く。


2. 誰かが待ってる

作曲 : 栗林誠一郎 編曲 : 明石昌夫


トランペットが響くポップ調の楽曲。

ベースラインがかなり独特で癖になる。

A,Bメロはとても短めで、ロングトーンでサビまで繋いでいて

間奏でトランペットソロが盛り上げるのが特徴。

詞は、失恋しても、「微笑む私を誰かが待ってる」と

前を向く女性を描く。

ちなみに、栗林誠一郎の6thアルバムにて

栗林さんボーカルでリメイクされている。


3. サヨナラ言えなくて

作曲 : 栗林誠一郎 編曲 : 池田大介


エレキがメインのロック調。

前曲とテンポは同じで

トランペットがエレキが2本になっている。

最初は同じ曲がリピートされたのかと思ってしまった(笑)

詞は、諦めきれない恋の模様を描く。

「窓に滲むCity Lights ぼんやり雨の音を楽しんでる」

すごく綺麗な表現だと思った。


4. あの微笑みを忘れないで

作曲 : 川島だりあ 編曲 : 明石昌夫


エレキがメインのノリが良いロック調。

ファン投票ベストで1位の楽曲で

アルバムの曲なのに人気が高い。

詞は、ZARDの代表曲「負けないで」と同じくらい

ポジティブな内容で、辛い時に背中を押してくれる。


5. 好きなように踊りたいの

作曲 : 和泉一弥 編曲 : 葉山たけし


このアルバムでは、一番テンポの速い楽曲で

ベースラインがドラムより目立つ

独特なアレンジで、ZARDの作品でも奇抜な方だと思う。

作曲の和泉一弥さんは、初提供。

詞は、「これ以上態度が変わらないならもう知らない!」

と彼氏を突き放す女性を描く。

なんか気持ちが良い(笑)


6. Dangerous Tonight

作曲 : 栗林誠一郎 編曲 : 明石昌夫


シンセとエレキがメインのロック調。

栗林さんのBLIZARDへの作品のストックかと思うくらい

テンポが良く、エレキが強調されている。

コーラスが坂井さんのボーカルとマッチしている。

詞は、少々エロティックな内容で

真夏とかに聴くと良さそうな感じ(笑)


7. こんなに愛しても

作曲 : 栗林誠一郎 編曲 : 明石昌夫


3rdシングルのカップリング曲。

アレンジはエレキが小さめ、ベースが大きめに

音量が変更され、冒頭にはSEが入るため

正式にはアルバムバージョン。

ベースラインはとても独特で

本来エレキが担当するTABをベースが奏でているよう。

詞は、かなり尽くしているのに、

寂しさを抱える女性を描く。

アルバムタイトルは、おそらくこの曲から取ったのであろう。

ベスト盤にも何度か収録されている。


8. Why Don't You Leave Me Alone

作曲 : 川島だりあ 編曲 : 葉山たけし


シンセとエレキからなるセミバラード。

言葉が少なめなのでボーカルのロングトーンが

多いので、声量が試される楽曲。

後半の方にはエレキのソロ演奏も加わるので

盛り上がり、迫力が増す。

詞は、孤独感を抱く女性を描く。


9. 愛は眠ってる

作曲 : 川島だりあ 編曲 : 池田大介


前曲と構成自体は変わらない楽曲。

ZARDにしては、キーが高めで

川島さんのソロのストックかと思うくらい。

そして、アレンジが3曲目とほぼ同じなので

特にサビが酷似しているが、ご愛敬(笑)

詞は、今は誰も愛せない女性の気持ちを描く。

2番のサビの「砕け散った夢でも~」の部分は

メロディーとアンバランスだが、なんか癖になる。


10. 遠い日のNostalgia

作曲 : 望月衛介 編曲 : 明石昌夫


作曲は元B.B. クィーンズの望月衛介で

ZARDでは唯一の楽曲。

キーボーディストなので、このアルバムにはない

ピアノがメインのセミバラードで

イントロが、とても綺麗なラインで惚れ惚れする。

個人的にはZARDの中で、とても好きな曲。

詞は、元彼に対する後悔を思い描く内容で

曲と景色のイメージがとてもマッチしている。


11. So Together

作曲 : 川島だりあ 編曲 : 明石昌夫


このアルバム4曲目の川島さん作曲。

エンディングにふさわしいほどのバラードは

シンセとエレキがメインで

サビではコーラスがボーカルをより引き立てている。

詞は、結婚式で流してほしいくらいの内容で

嬉し泣きしそうな雰囲気を持つ。



◦ アルバムの総評

ZARDの方向性が固まって来たと思える内容で

坂井さんの詞の技術も一段と高くなった。

20年前とは思えないくらい、今の時代に聴いても

新鮮な感じがあるのでは。

オススメ 「こんなに愛しても」