「Atomic Heart」


発売 : 1994/9/1

品番 : TFCC-88052

購入日 : 不明


Mr.Childrenの4thアルバム。

ヒットシングルが多数収録されていて

アルバム自体もトリプルミリオンを記録し

自身の最高の売り上げを記録した名盤。


こちらは、気付いた頃には実家にあったので

購入日は不明だが、中古ショップでは280円で手に入る。


それでは、楽曲紹介。

(全編曲 : 小林武史 & Mr.Children)


1. Printing


インストのみ。

タイトルの通りプリンターの音が収録されている。


2. Dance Dance Dance

作詞 : 桜井和寿 作曲 : 桜井和寿、小林武史


攻撃的なエレキのストロークで入るロック調。

ボーカルは途中でエフェクトがかけられていて

詞の内容や曲の雰囲気と調和されている。

全体的に籠って聴こえるのも特徴の一つ。

詞は、社会風刺の内容で

「孤独や寂しさと踊ろう」というような内容で

きわどい表現も多数ある。

肉盤のベストアルバム(1992-1995)にも収録された。


3. ラヴ コネクション

作詞 : 桜井和寿 作曲 : 桜井和寿、小林武史

ブラスアレンジ : 山本拓夫


非常にノリの良いライブにピッタリな楽曲。

エレキとブラスバンドがリズム体に乗っかっていて

飛び跳ねているようなイメージ。

後に6thシングル「Tomorrow never knows」の

カップリングに収録された。

詞は、ドロドロに近い男女関係を描くが

なんだかんだで仲良さそうなのが良い(笑)


4. innocent world

作詞, 作曲 : 桜井和寿


5thシングル。

Mr.Childrenの中で3番目に売れたシングルで

名曲であるのは言わずと知れたことであろう。

イントロのベースラインが上り調子で

それに反比例するかのようなエレキのリフ。

Bメロからサビのキーの上げ方など

何かと計算がかみ合っているのがヒットの理由かと。

桜井さんと小林さんのコード進行の原案が

同じであった事も偶然ではないようだ(笑)

詞は、この曲あたりから、日常や社会を背景とした

精神論が展開されていて、これ以降の桜井さんの

詞の内容は内省化していく。

でも、もとは「innocent blue」という恋愛の詞だったそうで

「今の桜井だから書ける詞を」との要望から生まれたらしい。


5. クラスメイト

作詞, 作曲 : 桜井和寿

ブラスアレンジ : 山本拓夫


雰囲気としてはAORに近い曲調で

ブラスアレンジやエレキの使い方などが

軽やかな雰囲気を演出している。

詞は、同窓会で久しぶりに逢った男女の

やきもきした関係を描いている。

何気に、最後の「From Sunday night to Monday morning~」の

コーラスが好きで何回も聴く(笑)


6. Cross Road

作詞, 作曲 : 桜井和寿


4thシングル。

初のロングヒットを記録した曲で

桜井さんは「100万枚売れる曲が出来た」と手応えがあったみたい。

(メンバーは素っ気なかったそうだけど…(笑))

この曲は、桜井さんのボーカルがメインのようで

それを生かすような他の楽器の構成となっている。

Bメロがサビと同じくらいのキーなのは、この曲くらいかと。

詞は、失恋から立ち直る心境を描く。


7. ジェラシー

作詞 : 桜井和寿 作曲 : 桜井和寿、小林武史


シンセがメインのグランジに近いロック調。

全体として重たい雰囲気が漂い、

ボーカルもエフェクトが所々かけられている。

詞は、「宇宙」、「生命の神秘」など

スケールの大きな用語が散りばめられ

その中で、どこにでも生じる「ジェラシー」、「愛」を描く。

正直、この曲はあまり印象がなかったので

あまり語る内容がない(笑)


8. Asia (エイジア)

作詞 : 桜井和寿 作曲 : 鈴木英哉


ドラムの鈴木英哉が作曲を担当。

タイトルの読みは「エイジア」だが

歌の中では「アジア」と唄われている。

どちらかというとドラムがメインのロック調。

エレキもオーバードライブで歪んでいて

途中のアコギの音なんかは「アジア」を意識したよう。

あまりこういう曲調はないので新鮮味がある。

詞は、タイトルの通りアジアを唄う。

少し社会風刺も含まれているのが特徴。


9. Rain


インストのみ。

タイトルの通り、雨の音が収録されている。


10. 雨のち晴れ

作詞 : 桜井和寿 作曲 : 桜井和寿、小林武史


シンセがメインのポップ調。

ベースラインもかなり独特で

ミスチルには珍しい曲構成がなんか良い。

というのも、元々はドラムの鈴木英哉が

ボーカルを執る予定だったが、

意外にも出来が良かったため、桜井さんが唄う事に。

詞は、鈴木がサラリーマンになった設定で書かれており

PVには、ロングバージョン(B-Side収録)で作られている。

このアルバムのバージョンは

肉盤のベストアルバムに収録された。


11. Round About ~孤独の肖像~

作詞, 作曲 : 桜井和寿

ブラスアレンジ : 山本拓夫


テンポの良いポップ調。

サックスがガツンと入ってくるイントロで

ドラムやベースは強め、重めに演奏されている。

サビまで一気に流れるようなメロディーで

POPSAURUSのライブでは、非常に盛り上がっていた。

詞は、社会を背景としたとても内省的な内容で

どことなく尾崎豊を連想させる。


12. Over

作詞, 作曲 : 桜井和寿


バンドが一体となった「ザ・ミスチル」というような楽曲。

アルバムのCM曲にも使われ、ベスト盤にも入り

初めて聴いた時は、「シングル?」と思うくらい。

シングルじゃないのに、「失恋の曲」にランクインするという事態に(笑)

構成は、Aメロのみでサビに入るという

ミスチルには珍しい構成で、サビのメロディーは

とても覚えやすく、印象深い。

詞は、失恋が描かれており、

「顔の割に小さな胸」といった、桜井さん独特の感性が

随所に伺える内容となっている。



◦ アルバムの総評

さすがに売れただけあってか、耳に残る曲が多く

当時の勢いを感じさせる仕上がりとなっている。

詞の内容も恋愛から精神論へ移り変わった感じで

心境の変化も感じ取る事が出来るアルバムとなった。

オススメ 「ラヴ コネクション」