「揺れる想い」


発売 : 1993/7/10

品番 : BGCH-1001

購入日 : 2011/2/27


ZARDの4thアルバム。

初の1位を獲得したアルバムで

シングル「君がいない」のロングヒットで

発売が延期になり、アルバムの前に

先行シングル「揺れる想い」が発売される事態となった。

ジャケットの薄明かりの中にいる感じが

ZARDらしさを感じる。


こちらは、BOOKOFFにて250円で購入。

他店でもよくお目にかかる。


それでは、楽曲紹介。


1. 揺れる想い

作詞 : 坂井泉水 作曲 : 織田哲郎 編曲 : 明石昌夫


8thシングル。

アルバムのタイトル曲で先行シングルでもある。

ポカリスエットのCM曲なので

非常に夏の雰囲気を持つポップな曲調。

ピアノはコード弾きが中心で

エレキが曲全体を引っ張っている。

詞は、珍しく恋愛の前向きな内容で

臆病な女性が恋をして変わる様子を描く。


2. Season

作詞 : 坂井泉水 作曲 : 栗林誠一郎 編曲 : 葉山たけし


ピアノがメインのポップ調。

Aメロからサビまでが短い構成で

いかにも栗林誠一郎の楽曲だとわかる(笑)

サビの「せつなくて~」の部分のピアノの使い方が

本当に癖になり、もう何百回と聴いている曲のひとつ。

ZARD作品の中でもかなりのお気に入り(笑)

栗林誠一郎の「Barbier First」では、本人がカバーしている。

詞は、青春を振り返る内容で、卒業ソングでもありだと思う。

ファン投票でも上位にランクインした。


3. 君がいない (B-Version)

作詞 : 坂井泉水 作曲 : 栗林誠一郎 編曲 : 明石昌夫


7thシングル。

こちらは半音下げのキーに変更されており

ギターのリフもアレンジが加えられ曲の雰囲気は違う。

裏拍で演奏され、構成は意外と複雑なのが特徴。

ベースラインはとても独特で

栗林誠一郎の原曲「君がいない」のベースラインを取り入れている。

詞は、一応、坂井さんのみのクレジットになっているが

本来なら栗林さんの名前も入るべき。

女性目線で描く、「君がいない」である。


4. In my arms tonight

作詞 : 坂井泉水 作曲 : 春畑道哉 編曲 : 明石昌夫


5thシングル。

作曲はTUBEの春畑道哉が初担当。

エレキがメインのロック調で

エレキもベースも昇り調子のTABで

サビまでのキーも平行して昇っていくのが特徴。

間奏のギターソロも最後のサビを盛り上げるために

フレットを幅広く使う早弾きに仕上がっている。

詞は、とても強い独占欲のある内容で

この頃の坂井さんの詞は、恋愛も前向きである。


5. あなたを好きだけど

作詞 : 坂井泉水 作曲 : 栗林誠一郎 編曲 : 明石昌夫


ノリの良いポップ調。

イントロのドラムがいきなり盛り上げ

軽いノリでくるピアノが癖になる。

サビまで流れるように入って来るいかにも栗林誠一郎(笑)

サビの「あなた~を好きだけ~ど」と入る

栗林さんのコーラスが映え

坂井さんとの声の相性は、やっぱ抜群だなと感じる。

間奏のサックスソロなんかは、ZARDには珍しいのでは。

詞は、年下の男性と付き合う女性の苦悩を描く。


6. 負けないで

作詞 : 坂井泉水 作曲 : 織田哲郎 編曲 : 葉山たけし


6thシングル。

今更言うまでもないが、ZARDの代表曲。

マラソンとかでよくかかる、あの曲(笑)

最初はシングル用ではなかったようだが

周囲から好評でシングルカットになったとか。

作曲の織田哲郎は

サビの「どんなに は なれてても」の

メロディーへの乗せ方が、癖になると言っていたのが印象的。

詞は、ご存知の方も多いので、語る必要もないか(笑)


7. Listen to me

作詞 : 坂井泉水 作曲 : 川島だりあ 編曲 : 明石昌夫


ZARDの中では、珍しいくらいのアップテンポな曲。

コーラスに栗林誠一郎、大黒摩季、川島だりあが参加している。

夏向けの清涼飲料CMに使われそうなくらい

爽やかなナンバーですべての楽器が踊って弾いているような

そんな錯覚すら感じさせる。

詞は、日常から飛び出して新たな世界へ

といった感覚で気持ちが良い。


8. You and me (and...)

作詞 : 坂井泉水 作曲 : 織田哲郎 編曲 : 葉山たけし


ピアノ、アコギメインのバラード。

アルバム収録曲の中で、唯一の織田哲郎作品。

後の楽曲 「Boy」にも似たようなウィンターバラードで

とても辛く、悲しく演奏されているのが特徴で

間奏のアコギソロは、特に味がある。

詞は、(and...)があらわすように

三角関係を描いており、主人公の恋は実らず。


9. I want you

作詞 : 坂井泉水 作曲 : 栗林誠一郎 編曲 : 明石昌夫


エレキメインのロック調。

初期の頃の雰囲気にそっくりで、懐かしい感じがした。

ドラムはけっこう強めに叩かれており

詞の主人公の鼓動を表現しているようでかっこいい。

詞は、男性を好きになって、強く求める女性を描く。


10. 二人の夏

作詞 : 坂井泉水 作曲 : 栗林誠一郎 編曲 : 明石昌夫


こちらはピアノ、エレキメインのバラード。

エレキのコーラスによるアルペジオが基調で

バックのシンセは波の音をあらわしているようで心地良い。

ピアノは、いかにも栗林誠一郎の演奏で期待を裏切らない(笑)

夏の終わりにピッタリな哀愁漂う雰囲気がたまらない。

詞は、別れた恋人へ唄う内容。



◦ アルバムの総評

ZARDの勢いが感じられると同時に

舞い上がる事なくひたむきに取り組む姿勢が感じられる。

春夏秋冬すべての曲が組まれており

季節を問わず聴けるのがまた良い。

オススメ 「Season」。