以前、私の事務所で
アルバイトしてもらっていた「YSちゃん」が
数日前の20:00頃、電話をかけてきた。

「今度、一緒に行ってほしいところがある」

だいたいこういうお誘いは、
ネットワークビジネスの勧誘か、
宗教のいずれかだ。

たまに、男との別れ話のもつれで
そばにいてほしいと頼まれる場合もあるが
YSちゃんの口調からしてそうではない。

やはり「宗教」だった。

YSちゃんが入信している宗教のことは
私も知っている。
過去に他の友人から誘われたことがあり、
一度話を聞いたこともあるからだ。

「宗教」といえば、
私自身、子供のころに
「日曜学校」といわれる教会に通ったことがあった。
そのときは、母にものすごく反対された。
でも、私が日曜学校に通っていた理由は、
仲のいい友達
そのとき好きだった男の子がいたからだ。
子供の理由は得てしてそんなものだ。

そういう経験を経て、歳を重ね、
他の宗教にも勧誘されたことはあるが
結局、今は無宗教だ。

私は、神社仏閣が好きでよく行く。
お稲荷さんにも行くし、お参りもする。
初詣も行くし、えべっさんにも行く。
でも、基本的に、お参りでは
「今日も元気でありがとう」
しか言わない。

日本は、おもに仏教で
私の家でも宗派はある。
見よう見まねだが、仏壇に手を合わせるし、
時期が来ると、お供えもちゃんとする。
そして、そこに、確かに仏様はいる。
でも、
手を合わせているのは
ご先祖様
に、だ。


「神や仏の存在は「嘘」だと思うのか」
と言われたら、
「わからない」になるだろう。
日本ほど宗教に関心のない国はないのかもしれない。

YSちゃんは、経験談を語りだした。
彼女は、去年、ダンナとの仲もあんまりで
離婚話がもちあがったり、
両親の体調もあまりすぐれなかったりして、
あまりいい年ではなかった。
でも、
「○○様(その宗教の教祖?)の導きのとおりに
行動してみたら、私がその時気づいてないことがあった。
(長くなるので省略しますが、色々語られ・・・)
結果、やっぱりよかった。」
と・・・。

そして
「私とめぐり合ったのも
何かの縁だし、
一度行ってみればわかる。
こるまんの悩んでることも
どうすればいいか、
見えてくるから。」
と・・・。

   私の悩みを
   彼女には
  話したことがないので、
  余計なお世話だと思ったが、
   ま、それは今おいといて・・・

人は、生きていれば、
重大な選択を迫られるときがあるし、ピンチもある。
悩みなんて、いつでもある。
でも、その解決法を
宗教にゆだねようとは思わない。
たまには、間違った選択もあるだろうけど
それが、悪いとは思わないし、
それがその人の生き方だったりするわけだから
私はそれでいいと思っている。
だから、
今の話で
入信するつもりはない。
と、断った。

YSちゃんは、
「それもわかるけど、
そういう意味ではなくて、
私が上手く説明できていないだけで
一度、行ってみればわかるから。」
と、執拗に誘ってきた。

電話は30分を過ぎた。
私は、まだ帰宅して間もなかった。
何度言っても、わかってくれないので
「今から、晩ご飯の仕度するから。」
と、強引に電話を切った。

宗教が悪いとは思わない。
でも、大げさに言うなら
そのせいで
戦争が起きたりすることも事実だ。

友達が宗教に入っていても
それは自由だし、なんとも思わない。
が、迷惑はかけてほしくない。
もし、仲のいい友達が
執拗に入信を勧誘してきたら、
一応、友達の話は最後まで聞いて、
自分の考えを話すようにしている。
「無宗教だ」と。




もしかしたら、また連絡あるかもしれないな・・・。
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