ひとりの女性の為に詩を書いたことはありますか?冬色の恋 白い雪に包まれた この街のどこかに 恵美はいるのかな 会えないイヴの夜は切なくて苦しくて その瞳 その髪 そのくちびるで どれだけの男を虜(とりこ)にすれば 気がすむのだろう ぼくは恵美の美しさを 絶対に許さない 音も消えた冬の空 また一人佇んで 恵美を思い出す あの日のぬくもりは悲しくて愛しくて その笑顔 その声 その指先で どれだけの男を夢中にすれば 気がすむのだろう ぼくは恵美の純情を 絶対に忘れない