結婚を決めてから、夫が私の両親に
結婚の承諾を貰う為、挨拶に来ました。
年下である事。
収入が低い事。
私の両親も、私達の結婚には多少の不安があったと思います。
それでも、私の両親は反対はしませんでした。
自分達が、親の反対を押し切って、駆け落ち同然の結婚をした経験もあり
親に反対されると言う事を、身をもって知っていたからです。
そして、何より娘の私が選んだ人だから・・・と。
その後、夫の両親の言い分に振り回され、結婚は一時白紙状態になりました。
夫は、私の親に「改めて、結婚のお願いに参ります」と頭を下げてくれましたが
夫が帰った後、
「体のいい断り方をされたな」
と、父が呟いた一言に、私は言いようもない悲しみに包まれました。
私は二人姉妹の末っ子で、姉も結婚はしていませんでした。
ようやく決まりかけた私の結婚。
義理とは言え、娘しかいない父にとっては初めての「息子」が出来るはずでした。
それが、夫の両親の心ない一方的な言い分で
私の両親の思いは、傷つけられたのです。
夫の両親が息子の結婚に対して、あれだけ口を挟むのなら
娘を嫁に出す私の両親だって、言いたい事は山ほどあったはずです。
娘の幸せの為に、何一つ文句を言わないでくれた両親に
当時は、心苦しいながらも本当に感謝しましたが、
今思えば、あの時、あんな我慢をさせるべきじゃなかったと
悔やまれてなりません。