もう少し遠く
葡萄畑だけ広く すき通る初夏の空気
次の駅は 遥か遠くて
スピードゆるめるカーブ ゆらりと地球が回る
ペンを持つ手 少し休めて
君に したためる言葉は
言えない see you again
腕時計のあと 日焼けの深さに
白い肌の 君を想う
トランクの底で はずした時計に
昔の時間が 眠るよ
置いて来た夢と恋と 少しほぐれてく心
次の駅を 示すプレート
ペンキの白さが 緑に浮き立つ季節で
腕時計のあと 眺めてしばらく
旅の長さ 胸にしみる
トランクの底に しまい込んだ恋が
ささやき はじめているけど
もう少し遠く はぐれてみようと
レールの響きが 誘うよ
まぶしい二人で
おだやかな 夜がある
窓の影法師 ふたつ
くつろいだ 夜がある
テーブルの グラスがふたつ
あなたは静かな目で みつめてくれる
おだやかな 愛がある
素直に 感じられる
あわただしい 日々に まぎれていた
夢とりもどす
まぶしい想いで あなたに
愛を あずけられる
まぶしい二人で いれたら
何も いらない
寄りそった 肩先に
甘い夜風が かすめる
全身で 感じてる
本物の 恋心を
ムードに流されない 素敵な時間
まどろんで うたたねの
ソファーの上の あなたが
のばした長い脚 組みかえて
ふと 目を開ける
あなたの しぐさ全てを
愛しく感じてる
言葉では 言えないけれど
伝わるでしょう
まぶしい想いで あなたに
愛を あずけられる
まぶしい二人で いれたら
何も いらない
あなたの しぐさ全てを
愛しく感じてる
言葉では 言えないけれど
伝わるでしょう
まぶしい想いで あなたに
愛を あずけられる
まぶしい二人で いれたら
何も いらない
風の忘れもの
背広の袖 たくし上げながら
飛んで来たボール あたは投げる
顔つきまで 子供に戻った 公園の緑の中
いくつ恋をして あなた 見つけたか
ずっと 昔から知っている気がする
長い忘れもの いま戻って来たと
風に言って あなたに ほほえむ
少し照れた 早口の言葉
「また会いたいね」と 聞こえたはずで
通り抜けた 風とバスの あと
あなたの背中に うなずく
いくつ夢を追い あなた見つけたか
古いアルバムを 見せることもなく
この ときめき だけ 胸に焼きつけて
あなたの腕 自然に寄りそう
いくつ恋をして あなた見つけたか
二人近道を 避けて来たみたい
遅すぎてもいい 私は自由な
風になって あなたに寄りそう
いくつ恋をして あなた見つけたか
ずっと昔から 知ってる気がする
長い忘れもの 今 戻って来たと
風に言って あなたに ほほえむ
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