楽園のDoor
陽だまりの 窓辺から
凍える街並 見下ろすの
淋しさも 憎しみも
ガラスの 向こうの物語
そうね 世界中が人事なら
傷つかずに すごせるけど
心ごと 生きてゆきたくて
楽園のDoorから ひとり
冷ややかな 階段を
ざわめきの海へ 降りてゆく
あこがれと 哀しみが
ぶつかって もつれる街角
そうね 人の波に まきこまれて
遠回りでも かまわないわ
一歩づつ 強い優しさに
近づいてゆきたい いつも
新しい靴は 少しぎこちなくて
かすなか痛み ひきずるけど
一歩づつ 履き慣らしてくわ
あなたに 近くなる ために
https://www.youtube.com/watch?v=N6so6wKs6Jg
さよならのエチュード
帰らない すぎる日
よぎる日 遠い日
淋しくないと言えば
嘘になるでしょう
さよならは 優しく言いましょう
何もかも 忘れて
裏切らないのは 季節だけね
春は めぐる
あなたが残した スケッチの
旅に出た日の海が
力強く 語りかける
惜しいけど そっと破るわ
こみあげる 涙のひとしずく
てのひらで 受け止めて
くちびるで 触れて
想い出さえ 溶かしましょう
あなたが残した なぐり書き
くせのある 書き方で
並ぶ文字で 眼に痛くて
悔しいから そっと破るわ
さよならは 優しく言いましょう
何もかも 忘れて
裏切らないのは 季節だけね
春は めぐる
あなたの行方は 聞かないで
私も旅に出るわ
誰もいない 部屋にあてて
絵葉書でも 書いて破るわ
http://www.youtube.com/watch?v=scfSvIxoec8
夏まどい
熱い汗 溶け合う光 草いきれ 鋭い青葉
繰り返し 訪れる 変わりばえのない 夏
今 ひとつ 充たされず
振り返る 遠い道すじ かい間見る きれぎれの想い
喉の渇きは いやされても 心までは
今 ひとつ うるおわず
それにつけても のどかすぎる 青い空
白く浮く雲
それにつけても 眼にしみる たわむれる
木々の輝き
ひとかけら 光を放つ 僕の意思 抑 えきれず
繰り返し 訪れる 変わりばえのない 夏
今 ひとつ もて余す
それにつけても のどかすぎる 青い空
白く浮く雲
それにつけても 何もない いつもの 夏
もて余す
今 ひとつ 充たされず
https://www.youtube.com/watch?v=cnCXxWz0YDc