大好きなあなたへ





私は耳かきが大好きです




耳かきをしていると何にも考えなくて



まるで瞑想しているような感覚になる気がします






耳かきが好きになったのは



小さな頃、お母さんのお膝に寝転んで



耳をコショコショされるのが



何とも気持ちよかったから






その温もりが忘れられず



小学生の頃は授業中になると必ずと言っていいほど耳が痒くなります






私はそのかゆみを抑えるために



耳を手のひらでおおい、そこに圧力をかけるかのように



キュッキュッと押し出す方法を見出しました







授業中そんなことをしているから



先生のお話はもちろん聞いていません







それが楽しくなり、やり続けている内に



何と圧力と同時に耳からキュッキュッと音が出るようになりました







最初は恐る恐るゆっくり音を出してみたのですが



誰にも気づかれないから



聴こえていないんだなと調子にのり



耳押しが癖になってしまいました







すると



前に座っていたガキ大将のたかしくんに



「うるっせぇなぁ」



と後ろを振り向きながら睨まれてビックリし



もう、こんりんざい耳押しはやめました







しかしそれは学校でのお話で



家に帰ると耳かき、耳押しはセットのように繰り広げられました







高校の3泊4日の修学旅行は耳かきがないから大変です



めざとく私は旅館の売店の耳かきをもちろん買う前提で拝借し



誰にも見られていないと何故か思い



いそいそと売り物の前で耳かきを始めてしまいました







すると



何と友達が見ていたのです!







クスクス笑う声にビックリして



慌てて購入いたしました







そんな決して人様が真似のできない逸話を思いだし



今日も口をぽかーんと開けボーっとしながら耳かきをする






私の至福の時間です








いつもあなたの側にいます


いつもあなたと共にいます







あなたの今日が明るくなりますように