リルシュルラソルグ最後の日は日曜日でした。
街のあらゆる通りでは、マルシェが開かれていました。
これまで見た中で、いちばん大きな規模のマルシェだったと思います。
音楽も同時に流れていて、大変な人ごみでした。
川沿いには、蚤の市のお店もずらりと並んでいて、
見ているだけでもとても楽しかったです。
10年ほど前の私だったら、きっともう嬉しくて仕方なかったと思いますが、
今は断捨離中の私。
「欲しい!」と思うものもなくて、購買欲をぐっと抑えられました。
ただ、1枚とても惹かれたヴィンテージの油絵があったんですが、
たしか、その絵は10万円ほどで、後ろ髪ひかれたのですが、
このあと、パリに行ってそこからの移動を考えて泣く泣く諦めました。
少女がトォシューズを履いているところで
シュシュがあざやかに描かれていて、買って帰りたかったです。
そんな中、ホテルで食べていた美味しいクロワッサンを思い出して、
TGVの中で食べるランチ用に買いに来ました。
綺麗な川の流れを見ながら、名残惜しく
リルシュルラソルグのマルシェを歩きました。
アヴィニョン駅までの列車の出発は、11時38分だったのでそれまで、リルシュルラソルグをめいっぱい、楽しみました。
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