こないだの記事で、後半に書いた仲のいい80代夫婦の方の話。
私の担当は妻の方なんだけど、整形疾患なので頭はしっかりしていて。
夫の方が認知症で…(未受診)
当の本人は気付いていなくて、短時間の間に同じ話を何回もしたり、易怒的であったりで
私は前から心配していたのですが、夫が常に居るので聞くに聞けずにいました。
ですが、たまたま夫が歯科へ行っていて不在。
チャンス!!と思って、妻に困り事などないか聞いてみました。
すると、出てくる出てくる…。
『前は本当に優しい人で…。でも最近、すごく私にだけ怒るの。』
『前の日は、俺茶碗洗っておくから母さん休んでなーって言ってくれて休むんだけど、次の日になったら、なんで休んでるんだ?俺ばっかり茶碗洗ってる、て言うの』
『お父さんにちゃんと言ったのに、聞いてないって怒る』
等々。
とーっても優しい妻(お母さん)で、私この方のこと大好きなんです!
子育ての話もすごく参考になるし、本当に真似したいと思える方で。
子供たちを愛情持って大切に育てたんだなってわかる。
その証拠に、遠方にいる息子・娘は、しょっちゅう手伝いにきてくれている。
娘は『私おかあさんのこと本当に大好きなんだ~』って言うんだって!!
50代の娘がね!
自分のしたことは必ず返ってきますから。
この妻のまた、自分の母親のことが大好きだったそうです。
まぁまぁ、それはさておき。
夫の、心ない発言(時に暴言)だったり、易怒的だったりすることに対して
(それが例え認知症が原因であったとしても)
妻はすごく腹が立つんだそうです
昔は、夫に口答えしたこともなかったけど80過ぎてからは、口答えすることが増えてケンカするようになったんだそう。
それでも妻は、こう思うと言います。
『どんなに腹が立っても、優しい時はすごく優しい。昔は本当に優しかったし、その頃のことを思い出して頑張ろうと思う』
『幸せになるために結婚したんだから』
『何回も何回も同じ話を聞かされる。でも私は、前に聞いたよとは言わないで、黙って聞いてあげる。だってお父さんには私しかいないでしょう?』
すっごく、すっごく、胸に刺さりました。
今の私にも、とても当てはまる言葉達。
…そうだった。
私は産後、苦しくて苦しくて。
私には、旦那しかいないのに…
どうして助けてくれないの?
どうして辛いときに責めることばかり言うの?
私には旦那しかいないのに…
なぜ…
なぜ…
そればかり考えていた。
けど、旦那にも私しか居なかったはずだ。
仕事の話も聞いてもらえず、風邪を引いても心配してもらえず、会話もない。
もしかしたら旦那も辛いのかもしれない。
以前は、優しくて頼り甲斐があって尊敬できる旦那のことが大好きだったのに
今は、旦那の許せない言動・行動のせいで
人格まで否定してしまう事態となっている
(私の心の中だけで)
幸せで楽しかった過去もあるのは確かだ
許せない言動や行動については、一旦忘れるべきなのかな…
いつまでも引きずっていては前に進めない
これから、許せない言動や行動があったらその都度言っていけば、それでいいのではないか
私も、幸せになるために結婚したんだ
離婚を目標にするために結婚したのではないんだ
今の私は、あまりにも虚しすぎる…
旦那を憎んで、何になるのだろう…
急にそんな風に思えたのでした。
80代の方が言うことは…深いな。
本当に納得。
仕事中、私生活のことを持ち込んでしまい申し訳ないけど
ずーっと涙をこらえながら、話を聞いていた。
この妻も、ものすごく優しくて、ものすごく強い女性だなと本当に尊敬した。
私も少しずつで良いから、旦那との距離を縮めていけたら良いのかな。
そんなことを思っていた矢先
たまたまこの日の夜、子供たちが寝て旦那と二人になり
最近の夫婦関係について話し始めたのは旦那の方で…
旦那が、思いの丈をぶつけてきました
私も、一年分の想いをぶつけることとなりました
長くなるので一旦切ります。