Alfa Romeo 1600 GTA/SA Engine for sale | CORGYS Blog

Alfa Romeo 1600 GTA/SA Engine for sale

高回転域で威力を発揮するTurbochargerより低回転域でのレスポンスに優れたSuperchargerは、古くは1930年代からグランプリ・シーンに於いて応用された技術で、その当時はルーツ式と呼ばれるスーパーチャージャーが主流であった。1967年、カルロ・キティ率いるアルファロメオのレースディヴィジョン"AUTODELTA(アウトデルタ)"がGTA1600に試みた過給機は、航空機用のエンジンに使用された、遠心式と呼ばれるタイプで、排気ガス浄化に有効な過給システムとして現在でも主流の方式であった。GTA1600ユニットに遠心式スーパーチャージャーを2基装着した写真のスペシャルエンジンは、7500rpmで220HPを絞り出したという。このエンジンを搭載したスペシャルGTAは、GTA-SA(Souvralimentata)と呼ばれ、アウトデルタによって10台が生産された。



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写真のエンジンは、つい最近リビルトされた正真正銘のGTA/SAエンジンで、
235HPを発揮するという。エンジンシリアルナンバーは"AD SA5"で、
アウトデルタが10基製作した内、5番目に完成したエンジンとのことだ。


この貴重なエンジン現在ヨーロッパでFOR SALE


ご興味ございましたら info@corgys.com までお願いいたします。