今日は大学時代のリサーチ経験についてお話ししたいと思います。メモ

私の大学ではCapstone Experienceと言うものが必修となっていて、最低でも3教科400番台のクラスを取る事が義務付けられていました。自分の興味に沿って、クラスを選ぶ事ができたので、私はFamily and Child, Psychology of Trauma, Independent study,そしてResearch Apprenticeshipを2回の計5教科を取りました。Independent studyと Research Apprenticeship は日本の大学の卒論を書くクラスと同じで、私も学期の終わりに大きなペーパーを書きました。

アメリカの場合、特に大学院に行こうと考えている生徒は早い時期から、この2つのクラスの担当をしてくれる教授を探す事が大切だと思います。なぜかと言うと、これらのクラスは個人ベースで行われるため、教授が担当できる生徒の数が限られてしまうからです。そして、特にResearch Apprenticeshipのクラスでは、一般に以前、教授が担当したクラスの生徒を優先する事が多く、早めに興味のある教授の授業を取り、これらのクラスを取りたいと言う意思を示しておく事が大切です。私がお世話になった教授も競争率が高く、多くの生徒が彼女達にアピールしていました。

これは例外ですが、Research の先生は400番のクラスをFall Semesterに1つしか教えていない教授だったので、早い段階からアピールをし、プロポーザル、成績証明書などを提出したら、Researchのクラスの担当をしてくれると言ってくださいました。時には運もあるので、取っていない教授でも、アピールしておく事が大切です。

大学時代最後の夏とFall SemesterにはRA(リサーチアシスタント)として、ボストンにある某ラボで働きました。このラボでは夏に全州の大学生から、RAの募集をしていたので、他の大学生達とも意見を交換し合ったり、PhD候補生達のリサーチのお手伝いをしたり、彼らのリサーチ法や統計学のプレゼンを聞いたりしました。とても刺激になる経験をしました。特に夏には、アメリカの多くの大学で、RAの募集をしているので、興味のある方は興味のある教授のWebをのぞいてみると良いと思います。

最後に私の大学院では推薦書を3通出さなければならないのですが、RA、Independent Study、Research Apprenticeshipの3人の教授から頂きました。日本のように卒論のゼミでお世話になる教授が固定でついていてくれる訳ではないので、何かと興味のある教授の基で経験を積むチャンスを得るのは容易ではありませんが、これらの経験は私にとって貴重なものとなりました。

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