バンコクの街角から-2
素敵なお姉さん編
1.高架鉄道の広告
観光地バンコクの最大の進化は、中心街を走る高架鉄道が出来たこと。
前回の駐在時(20年前)は、街中の移動は車かバスだけで、いつも大渋滞しているので、バンコクの街中を観光で移動しようという気には全くならなかった。
ほんの数百メートルの移動に1時間かかることは珍しく無くて、外を歩けば炎天下で暑いし、排ガスで空気は汚れてるし、歩道を歩いていてもバイクにひかれそうになるし、バンコクのあちこちに行ってみようとは思わなかった。
我々が帰国してからバンコク中心部を東西と南北に走る高架鉄道2線が出来あがり、久しぶりに来てみたら、観光地として見事に生まれ変わっていた。
今は、この高架鉄道を駆使して、あちこち自由にバンコク内をうろついている次第。

その高架鉄道の特徴のひとつが、車体全体を広告に使っていること。
先頭から一番後ろの車両まで、外装と内装の車体全体がひとつのメーカーの宣伝で埋め尽くされている。
私のお気に入りは、素敵なお姉さん達の広告。
宣伝は1ヶ月ほどで入れ替わるので、これまでに何人の素敵なお姉さん達に出会ったことか。
東京でも山手線等に採用したら、街が華やかでポップになると思うのだけど。
とても残念だったのが、トリンプ号の写真が撮れなかったこと。
高架鉄道が遠目に見えるアパートに住んでいるので、下着姿のお姉さん達をデカデカと描いた車両が走り始めたことには気づいていたのだけど、何故か1週間程度でいなくなってしまい、写真は撮れずじまい。
何でもありのタイなのだけど、苦情とかがあったのかなぁ?
とても残念!
2.本物のお姉さん達との見分け方
バンコクの国際モーターショーに行ってきた。
タイの綺麗どころのお姉さん達が沢山いた。

でも、「このお姉さん達は本当に女性かなぁ~?」と、ついつい疑ってしまう。
と言うのは、タイには綺麗なオカマさん(元男子)が沢山いるので。
タイ3大オカマショー(バンコク、パタヤ、プーケット)を家族と共に制覇したのだけれど、本当にみんな綺麗で、元男子と言われなければ、絶対に気が付かない。
街を歩いていて、「オカマさんがいた」と気が付く以上に、実際にはもっともっと沢山周りを普通に歩いているんだと思っている。
タイ北部のチェンマイは美人が多いことで有名。
色が白く、顔長で彫りが深くて、そして大柄。
この大柄というのがくせ者。
「ワァー、綺麗!」と思う女性は大概チェンマイ出身で、そして大柄なので、オカマさんとの見分けがますます付かない。
でも、前述のオカマショーを巡ってみて、確実な見分け方が分かった。
それは、”声”と”おへそ”。
ショーが終わった後に記念写真タイムがあるのだけど、さすがに声はみんな低音で、女性では無いとすぐに分かる。
そして、もう一つの見分け方が、”おへそ”の位置。
女性のおへそは、腰のくびれ位置よりも5センチほど下にある。
そして、男性のおへそは、腰のくびれ線上にある。
したがい、”声”と”おへそ”を出す限り、簡単に見分けが付く。
ショーでへそ出し衣装を着て皆が並ぶと、見事に腰のくびれとおへその位置が横一線に連なっているのが分かって、思わずニヤッとしてしまう。
しかし、この2つを出さない限り、本物のお姉さんかどうか誰にも分からないと思っている。
まあモーターショーはさすがに全員本物のお姉さん達だと思うけど、このレベルの美人オカマさんは普通にいる。
例えば、4枚目の黒ロングスカートのお姉さんは、顔長&大柄のチェンマイ美人だけど、「実は..」と言われたら、素直に信じてしまう。
部品メーカーブースにいた変わった格好の5枚目のお姉さんだけが、おへそを出してくれているので、明確に分かる。
3.夜のバンコク
バンコクの特徴の一つが、夜の歓楽街。
深夜まで人で賑わっている場所が3ヶ所あり、「パッポン・ストリート」に「カーボーイ・ストリート」、そして「ナナ・ストリート」。
3ヶ所共に高架鉄道駅のそばにあるので、夜でも簡単に行ける。
夜8時頃に高架鉄道に乗ると、出勤する綺麗なお姉さん達が沢山乗っている。
1)パッポン・ストリート

一番名前が知れ渡っていて、バンコクの夜の代名詞。
ベトナム戦争が華やかし頃に、何ヶ月に一回の休暇で隣の国から米兵が押しかけるため、有名になった。
道の両サイドにゴーゴーバーが並び、その真ん中の路上に夜店が建ち並ぶ長さ100メートルほどの路地。
前回駐在していた20年前はゴーゴーバーが主流で、ぼったくり店が多かったけれど、10軒ほどあるキングスグループが経営しているところは安心だったので、出張者を引き連れて良く出没していた。
また、怪しいショーを、明るい店内で夫婦で楽しめるお店もあったので、嫁さんや友達夫婦と夜のお遊びに良く来ていた。
でも、今は夜店の方が主体になった様で、ゴーゴーバーもパワーが無く、明るくて怪しいお店も無くなってしまったのがとても残念。
2)カーボーイ・ストリート

前回駐在時に住んでいたアパートの道の向かい側にあるので、25階の部屋からピンク色の全景を望むことが出来た。
長さ50メートルほどの短い路地。
道幅が狭いので、パッポンの様な夜店も無し。
当時はパッポンが主流で、ここは閑散としていた。
実は、自分もアパートの部屋から眺めるだけで、近くにあるのに一度も行ったことが無かった。
しかし、外国人居住区のスクンビット通りにあるので、高架鉄道で10分もあれば行ける様になり、今はパッポンをしのぎ、外国人で毎晩賑わっている。
夜9時頃に行くと、高架鉄道で出勤した後にビキニに着替えたお姉さん達が、ピンク色に照らされた道端で、屋台で買ってきた夕ご飯をけだるそうに食べている。
生活臭がただよっていて、バンコクの一つの顔。
前述のパッポン&カーボーイ・ストリートが外国人向けだとすれば、ここはタイ人向けだった。
でも、ここもスクンビット通りの行きやすい場所にあり、元々大きな中庭がある3階建てコの字型ビルなので集客能力も高く、今やバンコク一番の夜の歓楽街になっている。
毎夜、近隣に住む外国人&近くのホテルの観光客で賑わっている。
下のYouTube画像は、ここナナ・ストリートが舞台で、夜のバンコクの雰囲気をとても良く映し出している。
2015年のクリスマス・シーズンの風景。
12分を越える映像だけれど、興味のある方はじっくりと観て欲しい。
これが「夜のバンコク」そのもの。
最初の5分は、高架鉄道に乗ってスクンビット通りをナナ駅まで移動し、周りのカフェやフーターズを紹介している。
後半の7分は、いよいよ歓楽街のナナ・ビルに入り、ビキニ姿のお姉さん達や、これまたビキニ姿のおかま姉さん達が登場してくる。
An Evening at Nana Plaza - Bangkok VLOG 40 - YouTube
4.アートフル・バンコク
バンコク現代美術館(MOCA/Mesuem of Contemporary Art) へ行ってきた。
現代アートではあるが、お国柄から宗教画(仏教画)が重要なポジションを占めている。
ただし、宗教画と言えども非常にカラフルな絵が多く、自分好み。
タイ人が普段考えている時の頭の中の色彩はこんな感じなのかなとも思ったりした。
そして、嬉しいことに女性の裸体画比率が非常に高い。
↑↓蓮の花と一緒だったり、顔の後ろが白く輝いていると宗教画になるみたい。
このMOCA美術館を観ていて思い出したのが、下の2枚の洋画。
左はフィレンツのウフィツィ美術館にある「ウルビーノのヴィーナス」。
1500年代の作品で、当時は裸体画はヴィーナスなど神話に出てくるモデルに限られていた。
実在しない神話上の人物が何故ベットの上に裸で横たわっているのか良く分からないけれど、とにかくヴィーナスなら裸体画が許された。
そんな伝統の中で、マネが1863年に描いたのが右側の「オランピア」。
実在の人物、それも娼婦の裸を描いたので、非難囂々だったとのこと。
何事も決まり(常識)を破ると、非難を浴びる。
でも、この絵をきっかけにして印象派が台頭し、今では神話に登場する人物の裸体画は誰も描かない。
ここMOCA美術館に展示されている仏教がらみの女性の裸体画は、宗教がらみなら裸体画が許されると言った観点では左のヴィーナスの絵と同じなんだろうと思った次第。
そして、タイには右のマネの絵のように実在人物の裸体画はあるのかなと疑問が生じた。
実は、バンコクにはもう一つ大きな美術館があって、BACC/Bangkok Art and Culture Centre。
ここは現代アートよりももっと最先端アートな美術館。
MOCAがルーブルなら、BACCはオルセーではないかと思って行ってみたら、オルセーとは全く異なり、見事に裸体画は一枚も無かった。
どうも未だにタイでは宗教がらみでは無い裸体画は市民権を得ていない様子。
と言うか、皆が恥ずかしがってしまい、誰も観ないんじゃ無いかな。
タイ人は意外とシャイなので。
例えば、海に言っても、ビキニ姿のタイ女性はほとんど見かけない。
恥ずかしいのだそうだ。
もっとも、街中にはおヘソ丸出し&おしりはみ出しショートパンツにタンクトップの女性が沢山いるけれど。
このあたりが、未だにタイ人の良く分からないところ。
5.ノーヘル、肌剥き出しでバイク

タイではバイクが日常の脚になっていて、女性の利用者も多い。
皆さんショートパンツやミニスカートで乗っている。
体剥き出し&ノーヘルで、こけたらどうするんだろうと思うけれど、あんまり気にしていない様子。
ただし、人口あたりの交通死亡事故率(自動車含む)は世界第2位で、日本の4倍。
実際に街のあちこちでバイクが良くこけている。
バイクでこけて、肘や膝をすりむいている女性は街中に結構いるはず。
バイクタクシーが公に認められていて、オレンジ色のジャケットを着ている人は政府公認バイクタクシー・ドライバー。
バンコクは渋滞が激しいので、混んでいる車をすり抜けながら走れるバイクは短時間で目的地まで行けるタクシーとして重宝がられている。
そのドライバーの数は10万とも20万とも言われていて、街のあらゆるところでお客さんを待ち受けている。
横座りで乗っている女性も多く、車の間をすり抜ける時に横に出している2本の足がボカンと車にぶつかるのでは無いかと心配してしまう。
ちなみに、身が大事なので、自分はどんなことがあっても絶対にバイクタクシーには乗らないことにしている。
6. バーの笑顔
世界遺産巡りの途中でウドンタニに一泊。
フロントの人に『近所にバーはありますか?』と聞いたら、怪訝そうな顔をされてしまった。
ホテルを出てみると、周りはバーだらけ。
バー通りにあるホテルに泊まったみたい。
『バーはありますか』なんて聞く人はいないんだろうな。
お客さんは西洋人(ファラン)ばかりで、タイ人も含めてアジア人のおじさんは自分だけ。
笑顔が可愛いカウンターのお姉さんに聞いたら、ファランは皆ここに住んでいて、タイ語も喋れるとのこと。
引退してからタイで年金暮らしている西洋人が多い様子。
ウドンタニには不思議な世界があるんだなあ。
喪の期間中(90日)は、取りあえず皆さん黒。
これでも喪服。
アパートから歩いて5分のところにあるバーで、いつものお姉さん。
7. 古典舞踊のお姉さん達も素敵
8. 街角の美少女ヌード像
古都アユタヤの交差点に美少女のリアルなヌード彫刻が堂々と置いてある。
タイは敬虔な仏教国なので、美術館でも無いのに「良いのかなあ」と疑問に思っていた。
エメラルド寺院で、インド神話に出て来る上半身裸の天女が、水鳥に化身して御堂を守っているのを発見。
名前は、アプサラス。
ひょっとしたらと思って、アユタヤ美少女像の写真を見てみたら、ちゃんと足指が鳥になっているじゃない。
キリスト教文化と同じで、宗教関連ならヌードも許される。
タイで不思議に思っていたことの一つが解決して、気分すっきり。
でも、アユタヤのはリアルで美少女だし、ヨーロッパ印象派以前のヌード宗教画と同じで、確信犯の様な気もするんだけどな。
=この回、終わり=





























