KINCROME

Kincrome Australia Pty Ltd.

日本製 海外ブランド-3

オーストラリア編-2

 

海外ブランドにOEM供給された日本製コンビレンチのオーストラリア編その2は、KINCROMEです。

国内の製造専業メーカーが生産し、日本からOEM供給していました。

KINCROMEは、今もオーストラリアとアメリカ市場でミラータイプの現行商品を販売しています。

※この頁は、2020年3月の『コンビレンチが出来るまで』から、KINCROME情報を抜き出したものです。

 

1.商品紹介

 ① 凹パネル 第1世代 

1990年代に日本で生産し、オーストラリアにOEM供給されたモデルです。

Kincrome指定図面により専用の鋳造型から製作していますので、日本に類似モデルはありません。

 

 ② 凹パネル 第2世代(現行) 

現行のKINCROMEです。

オーストラリアとアメリカで販売されています。

OEM供給元が日本から台湾に変わり、INFARのGerman Typeで、パネルタイプSank(凹)、表面仕上げMicro Satinのモデルを採用しているものと思います。

 

2. その他の商品

コンビレンチ①と同時にスパナとメガネも同じ国内メーカーからOEM供給されていました。

 

 

3.コンビレンチが出来るまで

KINCROMEコンビレンチ①が出来るまでの各工程写真を入手していますので、以下に掲載します。

 

コンビレンチの最初の姿(鍛造直後)

 

★KINCROME製造工程ボード

鋼材丸棒から、鍛造を経て、最後のメッキ完成品まで、右から左へ工程順に並んでいます。

 

右から

①原材料:鋼材(Chrome Vandium)の丸棒

②丸棒を予備成形で圧延

③鍛造した直後のバリ付き

④本体を抜き出したバリの抜け殻

⑤本体の最初の姿

⑥焼鈍:鍛造の歪取り

⑦下穴:メガネ部の目玉に穴開け

⑧ブローチ:バリ取り

 

上写真の続き

⑨口切り:スパナ部の口切り

⑩第一研磨:1回目の研磨(ざっくりと全体を成型)

⑪熱処理(焼き入れ、焼き戻しで強度アップ)

⑫口径修正:スパナ部とメガネ部の成型

砂を吹きかけて熱処理後のレンチ表面の酸化皮膜取り

⑭第二研磨:全体の最終成形

⑮バレル研磨:表面仕上げのため小石の中に入れて振動で研磨

⑯表面処理:クロームメッキ

⇒完成

 

4.各種情報

Kincrome 会社Web

カタログ2018年版

この回、終わり