お空へ | それいけ!ぱんなちゃん!

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お元気な日々をお届けできたらいいな~(^o^)

前回のブログから4か月近くが経ちました。

この間に、るーさんは転がるように数値が落ちて行き


6月4日(土)の午後8時47分
私とおとしゃんの腕の中で旅立っていきました。

9歳と1か月と26日

るーさんは一生懸命病気と闘いました。


私は、何を躊躇することもなく、最後まで絶対に諦めることはせず
自分ができる全てを尽くしたつもりです。

始めはこうすればよかったんじゃないか
ああしてたらもっと元気でいられたんじゃないかと
思い
悩み
苦しみましたが
もし違う選択をしていたとしても
結局はまた同じように悩み苦しむのだと友人に教えてもらいました。


るーさんは途中からだんだん歩きにくくなり
家のフロアでは滑って立つのもやっと。
部屋中にコルクの敷物を敷き詰めて
自分で立って歩けるように改装しました。

だからるーさんはほんとに最後の数日だけ
動かしたら呼吸が止まってしまいそうだったから
ねんねしていただけで
それまではずっと自分で歩いていました。


少し前には一緒に旅行にも行った。
笑顔をいっぱい見せてくれてた。


最後の旅行になってしまったけど
もしかしたらるーさんの身体に負担がかかっていたかもしれないけど
まさかこんなことになるなんて
1ミクロンだって考えてなかった。

るーさんは元気印な女の子だから
絶対病気なんかに負けなくて
復活してまだまだ一緒に長くいられるって思ってた。
お医者さまが厳しい状況だと言っていたけれど
るーさんに限って絶対乗り越えるよって思ってた。

だからその時が、信じられなかった・・・。

今こうして少し落ち着いていられるのは

苦しまなかったこと
後悔するようなことはしなかったこと
るーさんが私の腕の中で旅立ったこと

そのおかげだと思っています。


るーさんはほんとにいい子。

病院で朝から夕方まで酸素室で点滴受けてたけど
私がお迎えに行って
ちゃんとお家に帰ってきて
お水が飲みたいってかすれた声でおねだりして
一緒に横になってて
ほんの一瞬だけ吐きそうな呼吸になって
慌てて抱いた私の腕の中で旅立っていった。


私に耐えれないほどの苦痛を与えないように
あの子は気遣って逝ってしまった。


家族みんなが見送れるように
お休みの日を選んで逝ってしまったのかな。

日曜日にお葬式をして
るーさんを丸ごと全部お家に連れて帰りました。

お花がいっぱい。

たくさんの方から応援していただき
駆け抜けて行ってしまいました。

私はるーさんが、自分は幸せだと思ってくれていたと思っています。

なぜなら、私がとても幸せだったから。
私たち家族はるーさんのおかげで
ほんとに楽しい毎日を送ってこられました。
るーさんがいなかったら
旅行だって、キャンプだって、趣味だって、
何も興味がわかなかった。
家族と喧嘩しても
自分が病気になっても
るーさんはいつでも傍にいて心配してくれていた。

ありがとう、るーさん。
ほんとに私は幸せだったよ。

今はるーさんとお散歩する時間とか
テーブルの上の食べ物に気を付けたりとか
日常の当たり前にやっていたことが
やらなくて済んでいる空虚さ。
これをめちゃくちゃ感じて寂しいだけ。


一昨日は初七日の法要を済ませ
住職からお話をお聞きし
少し気持ちが落ち着きかけてきていますが
まだまだ寂しさだけは・・・。


こんなご報告はしたくなかった。

でもるーさんが精一杯生きた記録だから
幸せで楽しかった証だから
最後まで書かなくてはいけない
そんな思いで書き上げました。


今までるーさんのことをかわいがっていただき
本当にありがとうございました。

るーさんは絶対に喜んでくれています。

るーさん
きっとまた会えるよね。

それまでライムお姉ちゃんと
楽しく過ごして待っていてね。


お母さんより