小学生の頃、夕暮れまで泥んこになって遊んでいて叱られていました。

一歩間違えると2歳上の兄と共に湖底に沈むような目にも遭いました。

中学生の頃、汗まみれになって軟式テニスに打ち込みました。

金網越しの女子高のお姉さんプレーヤーのスコートに目を奪われながら・・・

高校生の時は、一年生の一学期でバスケットボール部を辞め、帰宅部に勤しみ、テレビドラマの再放送に熱狂していました。

大学生時代は、大学へも通わず土日夜を通じ税理士試験受験の専門学校に勤しみました。

有難いことに、その頃の友人はいまだに声掛けをしてくれていたりします。

今思えば、中学生時代なぜあんなにヘトヘトになるまで最後の一滴まで絞り出すようにして汗をタラタラ流し、部活動に熱中できたのだろうか?

もしもいま、あの熱気でことにあたったとしたら、なんでも実現できるのではないかと思ったりします。

利害など何も考えずにトコトン打ち込む。

いま振り返ると、暑い夏にさえ汗の一滴も掻かない自分に寂しさと郷愁を感じてしまいます。