2017.5.3

少し前に、新しいバイブルに出会いましたと話しました。

これです。

 

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仕事での外出中に、少しだけ本屋さんに寄った時にこの本を見つけました。
"運命の本"というものは、
その時自分に必要でその日に買うことが決まっている本というのは、
 
本屋に入って棚の前に立った、2秒後には決まっている。

 

何年も前にそれを知って、それ以降私は常々体感しています。

運命の本を探しに赴くこともあるくらい、そして数秒で手に取った本を、数分後には購入しています。

本から得られる知識。知識はかけがえの無い財産だと説いた人の言葉です。

 

そうして出会った「敏感すぎる自分を好きになれる本」 

5人に一人の確率で存在が医学的に認められた、HSPという性質を持つ人達の解説本でした。

精神疾患だと診られることの多いこの性質は、時に特殊能力と言えるほどの感覚を発揮する。他人に理解されることは少なく、その性質を持つために生きづらく、当人でさえ何かの病気だと思い込んでしまうほどのもの。

その特質の現れ方の度合いは様々で、それ故に神経を逆立てて日々暮らしているというHSPの人々は少なくない。


多くの人が持っているけれど、ただこの人達は敏感で繊細なのだと、周囲の理解さえあれば何ということはないのです。

苦しみの感じ方は人それぞれ違うのだと、それを軽はずみに「考え過ぎだよ」なんて、そんな一言で済ませないでほしいのです。

彼らは、「なんとかなるよ」とか、「考えていても仕方がないよ」という言葉が嫌いなんだと思います。そう言われる度にまた、心を刺されるような痛みに苛まれているのだと思います。

自分がそうだから、よく解ります。

だからこそ、理解したいと思います。理解してほしいと思います。


この本に描かれている人達が特殊だという話ではありません。

"そういう人達"がこの世界に、それどころか、多分ものすごく身近に居るのだということを知ってほしい。その存在を認めてほしい。願わくば、共存してほしいのです。


私の勤めている施設のお客様に当てはまる人が居ます。

お願いだから、クレーマーなんて言葉で片付けないで。








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2018.7.25


時は経ちまして現在ですが(笑)、またコンビニで即買いしてしまったバイブルがあるので近々ご紹介しますね。


私は弱い人間ですが、生きづらいのは弱いからじゃない、という言葉には少々救われました。

自分が特殊だと言いたいのではないのです。

ただこの本を読み終えた時、今まで味わったことのない安堵感を覚えました。

自らが正にそうだと思い当たる人がたくさん居るはずです。

むしろ、周りに思い当たるような人物が居る人は是非この本をその人に薦めてあげてほしい。

なんだったら、読んで理解を深めてください。


生きる勇気を、身近な人間だけが分け与えられるとは限らないのです。

悲しいですが。


それでは、次回はもう少し明るい話題で(笑)

またお会いしましょう。

アデュー