下の息子が社員研修のために大阪に行ってしまうまで
あと1週間ちょっと。

数々の仕事を経験してきた私は
数々の社員研修を受けた身でもある。

鶴丸航空に入社後、CA訓練所に入所する前に半年間
地上職の仕事を理解するという目的で日本各地の支店に配属された。
私が配属されたのは沖縄の那覇市内支店のコールセンター。
東京や大阪など、大規模なコールセンターならばいざ知らず
小さな所帯の那覇支店では、国際線、国内線を問わず
すべての電話を取らされた。


雪「お電話ありがとうございます。
   鶴丸航空予約課でございます。」
わんわんバーレーン、ダーラン間の航空運賃を知りたいのですが」
雪( (゚∇゚ ;)エッ!?ヤーレンソーランじゃなくてバーレンダーラン?)
  
  CAになってからは、どちらも中東の都市だとわかったが
  コールセンター一日目の新入社員にはハード過ぎた・・ガーン


米軍基地があちこちにあるので英語でのお問い合わせも多かった。
ある時、英語で
にゃー「那覇ーマニラの予約をしたいのですが」
雪「申し訳ありませんが、鶴丸では那覇ーマニラ間の直行便がありません。
  東京で一度お乗換えになりますが」
にゃー「いえ、だからマニラに行きたいのよ、マニラに!!!」
雪「???」

 Manila(マニーラ)ではなくHaneda(ハニーダ)だった・・・」ガーン


そしてこんな事も。
雪「恐れ入りますがお名前と年齢をお教え頂けますか?
  はい?バナナタカシ様、42歳ですね?」

右隣に座っていたオジサマはひっくり返り
左隣に座っていたお姉さんはキーボードに突っ伏した。
バナナ様ではなく我那覇(がなは)様でした・・・ガーン


今だから笑えるけど、当時は家族や友人から遠く離れて
一人、知らない土地に住み、慣れない仕事をするのは
これ以上ないほど心細かった。

息子と同様、この春、家を離れて新しい土地で
新しい仕事に就く人もたくさんいるだろう。

最初はちょっとつらくて、寂しくて
思うように仕事ができなくて、悲しくて
前にいた場所が懐かしくて、泣きたくなることもあるでしょう。
でもそれが、前に一歩踏み出すって事なんだよ。
きっとラブラブ!





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