英語ができる、勤勉である。
生徒としての私はおそらく最高だろう。

常に、自分の目標が定まっていない時は無く
目標のためなら一日15時間以上勉強する事もいとわなかった。

だが、仕事人としての私はと聞かれれば
私は最高の講師であると言い切る事はできない。
私の仕事は、そこに人ありきだから。
いくら自分の準備ができていても
目の前にいる人、生徒にそれを伝えられなければ
私自身の知識や勉強量など、何の意味も無い。
仕事とはそういうものだ。

なので私は
「好きな事を仕事にしろ」だとか
「やりたい仕事を見つけろ」と指導する人々が嫌いだ。
仕事は好きだからするのではない。
できるからするのだ。
やりたい事をするのではなく
自分がお金を頂くに値する何かをすることだ。
やりがい付きの仕事が待っているわけではなく
自分に合う仕事が手招きしてくれるわけでもない。
自分自身だけで完結する勉強と比べ
仕事というのは格段に複雑で、理解しがたい世界であるのだ。


今日、12月1日、就活解禁日。


今年もまた、卒業生たちの試練が始まる。
性別を否定され、学歴を否定され、人格そのものを否定され
いつまで続くかわからない暗黒の日々を
白シャツ、黒スーツに身を固め、戦いに出る。

教える者としての役目は数年前に終わってしまったけれど
今度は友として、君たちの傍にいるよ。

いつでも遊びにおいで。







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