今から十数年前、私が最初に持った生徒たちの一人に
看護士を夢見る女子がいた。
数学や生物は満点に近いのに
英語が足を引っ張って
なかなか合格偏差値に到達しない子だった。

成績が伸びない事に業を煮やしたお母様に
「もうコアはやめなさい」と言われた時に、彼女は

「英語ができる、できない以前に
コア子先生は私の癒しなの。やめたくない」

と、言ってくれたそうだ。
成績あげてナンボの講師にとって
彼女の気持ちはありがたい反面
とてもとても恥ずかしく、申し訳なかった。
その後彼女は、受験直前の年末年始に
英語偏差値を15を上げると言う驚異の結果を残して
見事に志望校に合格したが。

先日、また別の生徒から「癒し」と言う言葉を聞いた。

私は優しい人間ではない。
いらないものはバッサバッサと切り捨て
人にも物にも執着しない。
去る者は追わず、来るもの拒む。
自分の目的のためには手段を択ばない。

そんな私を癒しと呼ぶ21世紀の子供達。
君たちはどれほど過酷な人生を生きているのか。



ここまで書いたところで
嫌なひらめきがあった。

もしや、生徒たちは
こんなアホな大人がいるという事自体に
癒しを感じているのか。むっ




ま、いいや。
生徒のお役に立てるのなら。






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