坂道が苦手だ。

生まれ育った土地も、結婚して長く住んだ土地も
すべてゼロメートル地帯であったため
身体が坂道を認識しないものと思われる。

教室関係の方にはわかると思うが
本部での研究会の時などは
SS学園の前くらいで「アレ?」と思い始め
ファミマの前で限界に近づき
階段を上って本部教室に入った時には
毎回毎回息も絶え絶えの状態だ。

階段は大丈夫。
5階くらいまでは普通にハイヒールで階段を昇れる。

問題は自転車。

今の土地に引っ越してきて自転車を買いに行った時
自転車屋のおじさんから
「ギアつきにしますか?」と聞かれ
意味がわからなかった。

オバチャンが買い物に使ういわゆるママチャリである。
前の土地では、ギア付きママチャリなんてものに
乗っている人はいなかった。


・・が、ここで暮らしてわかった。


埋立地ではない自然の地形では、普通に坂道があちこちにある。
ゼーゼー言いながら自転車をこぐ私の横を
地元のお婆ちゃんが涼しい顔でこぎながら追い抜いて行く。

この話を生徒にしたら
某高校生男子君が教えてくれた。



「先生、立ちこぎすればいいんですよ!」


この記事を読んでくださっているあなたの街で
もしも必死の形相で立ちこぎしながら
自転車で坂道を駆け上っていくオバチャンを見たら
それは、事件や事故に巻き込まれた緊急の人ではなく
生徒にそそのかされた私です。
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