神戸から来た友達とのランチのために
昼前に、もよりの駅から電車に乗った。
休日だと言うのに電車はそこそこ混んでいて
満員の一歩手前というところか。
乗換駅が近づいてきたので
出口付近に移動して、目を疑った。
優先席は、30代くらいの男性、20代後半の女性
そして50代くらいの女性で占められており
三人とも眠っていた。もしくは寝たふりをしていた。
優先席の前には老老介護と思われる
二人の老人が立っていて、そのうち、より年配の一人は
立っているのもつらそうで
もうひとりが支えていなければならなかった。
怒りで血管が凍り付きそうだった。
本当に、髪の毛が逆立つ「バサッ」という音が
しそうなほどに、怒りを感じた。
もしかしたら優先席の三人も
どこか具合が悪かったのかもしれない。
はたからはわからないが、何らかの病気、不都合を
抱えていたのかもしれない。
だが、間もなく電車が駅につくなり
三人は老人をよけてさっさと歩いて降りて行った。
恥を知れ! と思う。
恥、思いやり、自尊心は
人間の最低限の良心を形成するものだと信じる。
そして、それらが欠落した生命体は
私にとって、もはや人間ではない。
人として生を受けたのなら
人として生きるべきだ。
私の猛獣たちは、その意味で
誰よりも人間的であってほしい。
講師としてではなく
長く生きてきた者としての
私からの提言です。
