月に一度の、本社での研究会の後
講師の大先輩方との食事を断って
一足先に家路についた。
何だか嫌な予感がしたのと
私が住む街で、何度か局地的な嵐があったから。
(ちなみに竜巻で車がひっくり返ったところです)
駅を出て牛乳やパンを買って
家まで5分の道のりを歩いてるときは
まだカンカン照りで、湿気を含んだ強い風が吹いていた。
それが、部屋に入ったとたん、信じられないほどのスピードで
あっという間にあたりは真っ暗になり
横殴りの雨とすごい稲妻。
とてつもなく近くで、雷が落ちる音が何度も聞こえていた。
バラバラという音に驚いてベランダを見ると
製氷機の氷くらいの雹(ひょう)が降ってきた。
息もとまるほどの大きな雷の音とともに
部屋の電気が止まり、例の
電化製品の不在を表すいやな静寂。
送電線に雷が落ちたのだろうか
10分ほど停電していた。
自然の変わりようのあまりの恐ろしさに
猫二匹を抱きながら、部屋の片隅で丸くなっていた。
1時間ほどそんな状態が続いただろうか。
ふと見ると、空に晴れ間が出ていた。
さっきまで怒り狂っていた空が
嘘のように機嫌を直していた。
そして私は見つけた。
人生で何度目かの虹を。
見えるかな?
ピンクの線の下に、本当に本当に
一生懸命探さなければ見えない
弧を描いた虹の姿。
嵐の恐怖におびえながら
なんとなく考えた。
人生って、天気と同じかもしれない。
さっきまで晴れていても、いつ嵐が来るかわからない。
そして、隣の建物も見えないほどの嵐が
次の瞬間には終わっていて
穏やかな晴れ間が広がっている。
そして虹は、一生懸命探す人にしか見えない。
(≧∇≦*)イヤ~ン
アタシ、すごくいい事言ったーーー!

