実は私は、あまりお米が好きではない。
お米どころか、魚や煮物など
一般的な和食のメニュー全般が好きではないのだ。
家族は和食党なので、普通に食事は作るが
私だけ別メニューの事が多い。
子供のころからそうだった。
パンや麺があれば、お米などまったく食べなくても
全然平気だった。
それが一転したのは、今は尾羽打ち枯らした
某鶴丸航空会社で働いていた時。
常に付きまとう時差と、人間関係の複雑さから
半年で13キロの体重を失った私は
お粥以外のほとんどすべてが喉を通らなくなった。
大好きだったパンやパスタは
目にしただけでぞっとした。
アジアの国々ではもちろん各国のお粥を食べ
欧米諸国では中国料理屋でお粥を食べた。
(高い日本食屋には、お粥やうどんなどの病人食は無かった)
中国料理屋も無い場所では
チョコレートを少しずつ食べながら飢えをしのぎ
そうして生き延びた。
ローストビーフを食し、ワインに酔いしれ
かなり西洋かぶれし、いい気になり
おそらくものすごく嫌な人間に成り果てていた私に
日本人であることを知らしめたのは
自分自身の胃袋であった。
それ以来私は
お米に、ある種の敬意を抱いている。
つやつや光る炊きたてのご飯は
私にとって、命そのものである。
またしても前置きが長くなった。
先日スーパーで見つけたこのお米。
復興支援米
このお米を買うと、代金の中の一部が
宮城県JAを通じて、宮城の農家の復興に
役立てられると書いてある。
迷わず買った。
ありがたいお米。
無くてはならないお米を食べて
それが復興につながるなら
一石三鳥以上の効果ではないか。
今日も、手を合わせて
ありがたくいただきます![]()

