英語学習の始まり、そして仕上げは音読だと思っている。

いくら単語や熟語、文法が入っていても
英語のセンスが身についていなければ
それぞれのパーツが繋がらず、問題が解けない。
そして、人の耳は、自分が発音できる単語しか聞き取れないので
リスニング問題にも弱くなる。

なので私のクラスでは、音読を宿題にすることが多い。
初見でスラスラ英文を読めるようになるまでは
少なくとも一日に一回、指示された英文を音読することが
義務付けられる。
そして一週間後に私の前で音読テスト。

不思議なことに、私の耳は
生徒がどれくらい頑張って読んできたか
もしくはどれくらい怠けたかを正確に聞き分ける。

「せいぜい一週間に二回読んだ程度かな?」
「最初の三日は頑張ったのに、あとは忘れた?」
「一週間丸々忘れて、さっき思い出して急いで一回読んできた?」

感じたことを言うと、どの生徒も
「マズイ!」という顔をするので
あながち外れてもいないのだろう。

どうしてわかるのかと聞かれても
なんとなくわかるのだ。
専門家の目(耳)は恐ろしい。


そういえば、私は半年に一回
病院で採血を含む定期検診を受けている。
私の人生の伴侶は夫ではなく酒だと言い切れるほど
私は酒が好きなのであるが
検診の一週間前から完全に酒を断つ。
主治医はちょっとうるさいオヤジなのである。

なのにいつも検診の結果を聞きに行く度
「コア子さん、非常に健康ですよ。
でも、お酒は節度を持って飲んでくださいね」
と、言われてしまうのである。

専門家おそるべし・ili・. _| ̄|○ .・ili・