スミマセン。今日は長いです。




息子が小学生だった時のことです。

その年の電話連絡網で、サトルくんはうちの次、リストの最後でした。



サトルくんのお母さんが電話電話に出ることはあまりなく
リストの途中に置くと連絡が途切れてしまう恐れがあるからと
毎年、リストの最後になっていたようです。





サトルくんのお母さんはフィリピンの人で
訳あってご主人と離れて住み
ひとりでサトルくんを育てていました。




ある時、保護者会でサトルくんのお母さんに会った時
私は「Hello」と言いました。



その瞬間、サトルくんのお母さんの目から涙があふれました。

それまで、誰も彼女に声をかけてくれなかったこと
ひらがなしか読めないために学校からの手紙も理解できないこと
電話に出るのも恐いことなど、涙ながらにポツポツと話してくれました。




息子のクラスの保護者のみなさんは決して冷たいわけではなく
おそらく、英語に自信が無かったために
日本語があまりわからないサトルくんのお母さんに
「Hello」の一言が言えなかったのでしょう。




一度声をかけてしまえば、あとは身振り手振り
お互い片言の英語と日本語で、何とか意思は通じるものです。




英会話は、中学校程度の単語力と文法で十分です。
後は、「英語はダメ」という気持ちから、心のドアを閉ざしてしまわないことです。




         クローバー       クローバー       クローバー        クローバー        クローバー



 

   

行徳は70カ国以上から、人が集まっている街です。
私達が出て行かなくても、ここは既に小さな国際都市なのです。




私の生徒たちには、自信を持って「Hello」キラキラと言える人になってもらいたいと
切に願います。
英語が得意な人が増えれば、サトルくんのお母さんのような涙は減るかも知れません。





ただし・・・



ドンッ見ず知らずの人ににっこり笑って、いつでも「Hello」を
連発するものではありません。
フレンドリーであることと、無防備であることは違うのですドンッ





あなたに可能性を与えてくれるもの、あなたの心の扉を開くもの
そして、あなた自身を幸せにするものになることを願いつつ
今日も一生懸命英語を教えます。