今日は、道直しの話を少しお休みして、ルワンダ、キガリの日常についてです。でも、私の身の回りのごく一部の話です。あしからず。
ここルワンダも、もちろんコロナウイルスの影響を受けています。ロックダウンをしていた4月5月よりはずいぶん街も活発になりましたが、例えば、町の食堂も一つのテーブルに2人しか座れません。しかし、出前は頼めるので、先日うちのスタッフの送別会は近くの食堂に出前を頼んで、スタッフ全員で、ランチをすることができましたし、そこここで出前を取ってホームパーティーをしているところはたくさん見かけます。私も外食へ出かけるとなると、とてもおっくうですが、出前が頼めるようになって、外食利用が増えました。「今日ご飯作りたくない」という日は誰にでもあるでしょう。ママ友たちの間でも出前情報はメイントピックです。
夜9時以降の外出は引き続き禁止されています。お友達のタクシーの運転手さんも、「8時半くらいまでしか働けないので収入が減った」とおしゃっていました。バーの営業が禁止されているので、経営者の方々や、従業員の方々、お困りの方もたくさんいらっしゃると思います。ちなみに9時以降の外出が見つかると、国立競技場へ連れていかれて一晩中ソーシャルディスタンスを守って立たされ、1時間に一回手洗いをするというお仕置きが待っているそうです。身近に連れていかれた人はいませんが、もはやこれはネタになっていてみんな8時になったらドキドキしながら家路につくのです。
↓アマホロ・スタジアム ここならスペースも十分(笑)。
マスクをせずに外出してはいけないので、みんなマスクをしています。が、やはり歩いていると苦しいので、鼻を出していたり、顎にかけていたりする人も多いです(実は、徒歩通勤の私もまともにマスクをしてたら、この標高で歩けません。)。また、ルイビトンならぬビトンルイ?(ロゴが逆)や、アディダス、ナイキのマスクも大流行です。そしてなぜが、上下逆につけている人多数!マスクの価格は1枚50円から300円くらいです。
学校は4月からずっと閉まっています。ルワンダ政府は即座にラジオ教育番組を始めましたが(この対応の早さはすごかった)、特に小学生にはラジオ学習は無理難題です。まして、保護者は外で働いていますから、読み聞かせ番組以外は難しいだろうと思います。学費も支払われていないので、先生方も収入がなくなった方や激減した方が多いです。友人のマリールイーズさん(ルワンダの教育を考える会代表)は、首都キガリで小学校を運営していらっしゃいますが、先生方のお給料確保と休校中の子供たちの見守りに、奔走していらっしゃいます。
日本では、スポーツ大会、運動会、修学旅行などが影響を受けて、生徒の皆さんががっかりされているということを報道で見ましたが、もともとそういったもののないルワンダでは、そこは喪失感がありません。息子のサッカーの大会も、当日の朝まで本当にあるかどうかわからない、というのが当たり前ですから、中止慣れ、です。計画通りに物事が進まない生活というのは、こういう時に底力を見せてくれると思いました。
9月に入り、キガリ市の風物詩、カーフリーデーが数か月ぶりに再開しました。これは健康のために車両通行を日曜日の午前中禁止して、みんなで歩こう!という市の企画です。久しぶりに日曜のお昼時間に、スーパーのカフェにスニーカーにTシャツ姿のお客さんがたくさん入っている光景を見かけました。そろそろウムガンダ(月に一度、最終土曜日に、国民奉仕の日、といって全国民で一斉にゴミ拾いをする日)も再開することでしょう。
徐々に徐々に活動的になっていく街ですが、それには理由がありました。ここ最近、陽性反応が出る方の人数が減っているのです。
↓最近の保健省の外局バイオメディカルセンターが毎日出しているコロナ情報。
左上の(+4)というのがその日に特定された陽性反応のあった方たちの人数です。そしてその隣が検査をした数です。
この毎日のコロナアップデートと一緒にツイッターで各郡の情報が出されています。(キガリXX人、ルバブXX人、のような感じで。)
ちなみに、某調査会社がアフリカ全土約20か国対象に行った調査によると、ルワンダは、
「コロナに対する心配、恐れの度合い」が最も低く、「コロナに対する政府の対応への信頼」が最も高かった国でした。毎日のこうした情報共有もその理由かもしれません。そういえばエボラの時も、ルワンダのバイオメディカルセンターの対応が、国際的に高く評価されていました。
これからどうなるかは誰にもわかりませんが、ルワンダの人々はきっと、何があってもしなやかにそしてまじめに対応していくのだろうと思いました。

