みなさんこんにちは

いかがお過ごしでしょうか?

 

道普請人ルワンダ事務所が、日本の外務省から資金をお預かりして行っている道直し訓練の事業、3年目の活動が来週に終了します。

今年度はコロナの影響を受けて外出できない期間があったり、キガリから出られない期間が続いたり、いろいろな変更や遅れも途中出ましたが、スタッフ一人一人がルワンダの農村の為に貢献したいというコミットメントがしっかりしているので、最終的には問題なく、事業終了日前にすべての活動を終了しました。

 

ンゴロレロ郡では今年度植生工と段々畑を道路周辺環境整備として行いました。雨季を経て、植えた植物も順調に育っています。

 

 

 

谷側の道路の縁は雨水でどんどん削れていたのですが、排水溝を整備して、上からの水を排水溝から逃がすようにしました。道路の縁に草を植えて、少しでも道路の縁を守っています。ちなみに山道ばかりのルワンダでは、山側から土砂が落ちてくるのと、道路の谷側が削れていく、というのが典型的な道路問題で、困ったものなのです。

山側は段々畑にして、少しでも土が流れてこないよう、排水路を整備して、側溝の上のところにも草を植えました。順調に育っています。

 

植生工はルワンダでは新しいチャレンジでしたが、植物が育つのを見るのはなんてワクワクする過程でしょう!嬉しくなってしまいます。

 

本当に微力ではありますが、これからも少しづつ道路の周りに木や草を植えていこうと改めて思いました。同時に、今はまだできていない、なにか面白い仕掛けも、見つけていきたいと持っています。

 

「コスト」という巨大な障害物に負けないで、これからの地球に対して矛盾をどんどん減らしていきたい、と祈るような気持ちです。

そしてその場がこの活動で本当に良かったと、感謝の気持ちでいっぱいです。