最近出版されているうつ病関連の書籍を読むと、時々『アルゴリズム』なる単語が出てくる。
どういう手順で薬物を投与するべきかを定めたガイドライン的なものである。
どんなものか簡単に説明すると、こんな感じ。
第一選択薬 SSRI/SNRI+ベンゾジアゼピン
↓
無効の場合 リーマス追加
↓
無効の場合 3環系・4環系へ変更
↓
無効の場合 ECT
これはものすごく大雑把に書いていて、実際のアルゴリズムはもっと細かい。
でも、まあ一番多いパターンではなかろうか。
抗うつ剤の投与は、経験によって差が出る為、こういうものを作って定式化を図ろうというわけだ。
これは僕の勝手な想像なのだが、最近の医学生・研修医は、このアルゴリズムを第一とするよう教育されているような気がする。
だから、若い僕の主治医もSSRIにこだわるんじゃないだろうか。
(クリニックの近所の薬局で、他の患者と薬剤師のやり取りを聞いていると、どうもSSRI以外が処方されている気配がない)
しかし・・・アルゴリズムがあると医師は楽かもしれないが患者はどうなのだろうか。
僕は、うつ病になってみて、その症状が実に多彩で、千差万別であることを身をもって痛感している。
アルゴリズムの型にはめて、治療が上手くいくのだろうか。
僕は、ジェイゾロフトがある程度効いた為、復職は果たせたが、それ以上がなかなか進まなかった。
ある程度聞いているが故に、薬が切り替わらず、だらだらと同じ処方が続いている。
kyupin先生のおかげでエゾウコギと出会い、試行錯誤の果てに、ようやく穴から抜けた感じがあるが(最近ものすごく調子がいいのだ)、本来この仕事は僕の主治医がすべきことである。
しかし、それが出来ない精神科医が多いのが事実だろう。多分。
メンヘラは、ある程度自力で治療の知識を身につけ、一切を医師に委ねるのではなく、自ら薬の変更を求め、代替療法を試し、試行錯誤する必要があるんじゃないだろうか。
精神がきつい時にそんなことを考えるのは難しいとは思うが、最終的にドクターショッピングになってしまっても構わないくらいの気構えでいたほうがいいように思う。
・・・なーんて、偉そうなことを書きつつ、僕自身はジェイゾロフト1本槍から抜け出せずにいるのだが。
でも代替療法については、いろいろ試しまくってエゾウコギに行き着き、上昇気流に乗っていることは事実ですよ。
・・・今日はなんとなくまとまりの無いエントリになってしまった。反省。

