・・・といううつ病患者の質問に対して、世間一般の精神科医は、

「元には戻れません。戻ったらまたうつ病になっちゃいますよ」

というようなことを言っているらしい。(これの調べ)


これは、ものすごく名解答なようで、実は結構的を外していると思う。

患者は病前性格・生活・環境に戻りたくてこういう質問をしているのではなく、抑うつ気分・希死念慮などの精神的な症状、睡眠障害・消化器障害・全身倦怠感・易疲などの身体症状、あるいは薬の副作用などの苦痛から、果たして解放される日が来るのかどうか、それを心配して戻れるかどうかを質問するんだと思う。


だから、医師から

「またうつ病になっちゃう」

と言われると、確かにその瞬間はなるほどと納得してしまうが、実は質問の答えにはなっていないので不安は解消しない。


だから、僕としては

「うつ病は治ります。症状も消えます。だから根気よく、地道に一緒に治療していきましょうね」

というようなことを言ったほうがいいんじゃないかと思う。

(治る、と言い切れる精神科医かぎどのくらいいるかは解らないが・・)


医師の言うことは医師が決める、と言われれば確かにその通りで、一人の患者にしか過ぎない僕が治療法を提唱するわけではないのだけれど、とりあえず「感想」くらいの意味合いで、ここに書き残しておこうと思う。