今度はAERAがSSRI叩き。


どう叩いていたか知りたい人は、AERAを立ち読するなり図書館に行くなりしてもらえればと思うが・・・。


僕の感想。

記者はもっと精神科医療について勉強しろ。


読んだ限りでは、副作用の被害者や、SSRI嫌いの医師の取材をして、それをそのまま書いているような印象を受ける。

どうも、ルボックスとデプロメールを別の薬だと思っているようなフシがあるし。


しかし、それにしても、なんでこんなに叩かれるのかといえば、日本でパキシルが売れすぎているからなんだと思う。

製薬会社は当然それで大儲けしているわけだから、反感を買うだろうし。(薬価も高いし)

それに、分母が大きいのだから、当然重篤な副作用を発症する人もそれなりに目立ってくる。


多分、トフラニールがパキシル並に処方されていれば、それはそれで、かなり重篤な副作用を発症する人が出てくると思うのだが・・・。


SSRIは決して完璧な薬ではない。

副作用もある。

というか、薬に副作用があるのは当然のことである。

しかし、SSRIで救われた命が相当数あることも分かって欲しい。



それと、SSRI叩きをした場合の、読者の反応もちょっと考えて欲しい。

うつ病と無縁の人には、「SSRI=悪」という印象を持たせるが、その印象は3日もすれば風化するからまあ問題ない。

問題なのは、実際に服用中の人と、その家族だ。

この手の記事は、そういった人々を、無意味に不安に陥れるだけである。

僕みたいな異端はまあ別として、普通の人は薬の知識なんてほとんど無いわけだし、これを読んで医師に相談するならまだしも、突然薬をやめてしまう人もいるかもしれない。

あるいは家族が取り上げちゃったり。

その結果、何が起きるかといえば、離脱症状とうつ転である。

特にパキシルの離脱がどれほど酷いかは、ここで書くまでも無い。

ヘタをすれば、その離脱に対して、

「やっぱりSSRIはとんでもない薬だ」

と思ってしまう人もいるかもしれない。

念のため書いておくが、SSRIに限らず、抗うつ剤で離脱症状が出るのは当たり前のことなのだ。

(もちろん医師の指導の下、少しずつ減らしていけば大抵問題はないが)


SSRIの副作用を記事にするのがダメだとは言わないが、書くのであればその辺もきちんと押さえてもらいたいものである。



-追伸-

時間が無くてコメレスできてません。

そのうちまとめてするので、ご容赦くださいまし。