僕は今までに2度、酷い離脱症状を経験したが、アモキサンは特に忘れがたい酷さだった。
アモキサンを中止した理由は以前書いたが(参照 )、この時は離脱の詳細を書かなかった。
でも、こういうものは人それぞれだし、医師もあまり詳しくなかったりするので、参考までにここに書きとめておきたい。
アモキサンを中止したとき、脳内のセロトニンが足りなくなって、一気にうつ転したので、総合的にはかなり酷い状態に陥ったが、それを差し引いて、離脱の部分だけを抜き出してみても、相当に酷かったと思う。
中止して3日ほど経って、凄まじい焦燥感が僕を襲った。
それはもう、じっとしていられないくらい。
このとき、何故か僕は意地を張って会社に行っていたのだが、当然仕事になんかならない。
椅子にじっと座ってられないのだ。
うつ転もしているので、倦怠感と希死念慮も強かったが、何よりも焦燥感がなんとも言えないくらい強かった。
座ってられない僕は、トイレの個室で倒れこんだ。
そこがトイレであるということなんてもうどうでもよくて、とにかく横になりたかった。
横になって、目を閉じ、じっと時が過ぎるのを待とうとした。
でも、焦燥感は絶え間なく僕を襲い、時々立ち上がっては、トイレの壁を叩いたり引っかいたりしていた。
今思えば、あれは亜混迷状態というやつだったのかもしれない。
救急車を呼んでもいいような状態だったと思う。
そもそも会社に来るな、という話だが。
そんな状態のクセに、それから1週間は出勤を続けた。
今だから言えるが、このときの僕は相当にバカだ。
まあ、それだけ判断力が低下していたのだろう。
よく、通勤途中に電車に飛び込まなかったよなと思う。(僕が自殺せずに済んだのは嫁のおかげだが)
1週間経って、ようやく主治医も僕がただ事ではない様子に気付き(僕は無理をして、割と平気なふりをしていた)、アモキサンを復活させ、休職しろと言い渡した。
アモキサン25mg+ジェイゾロフト100mgとなり、2週間ほどでようやく症状が落ち着いた。
離脱症状が消えたのである。
僕のアモキサンの中止は、そんなに早いペースではなかったと思う。
50mg→25mg
一週間後→0mgだ。
それでも離脱がでたのは、僕がよっぽど薬に弱いためだと思う。
2回目の中止時は25mg→20mg→10mg→0mgで、期間は1ヶ月くらいだった。
たった10mgからの断薬でさえ、3日頭痛に悩まされた。
うつの症状が千差万別であるように、薬の効き方・離脱の出方も千差万別なのである。
僕は、いずれジェイゾロフトやドグマチールも中止するであろうが(でないと困る)、よほど慎重にやる必要がある。
主治医と重々相談の上、じっくり取り組みたい。
世の中には、あのパキシルをバッサリ切ってもなんともないひとがいるらしいが、つらい人にとってはそれはもう、死ぬほどつらい。
薬に弱い人は、是非とも主治医と相談の上、慎重に慎重を重ね、減薬・断薬に取り組んでもらいたい。
減薬まで漕ぎ着けられる、ということは回復してきているということなのだ。
ここで焦っても仕方が無いのだ。